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『スナックキズツキ』益田ミリ

金曜日の夜から、気分がグッと下がったので、夜からデジタルデトックスで
携帯の電源をきってぼーーーっと
ふと、本棚のこの本が気になって読み始めた

買ったのは去年だったから、すっかり読んだと思っておいたんのだけど
全然読んでいなかったみたい・・・(忘れたのかな?)
私は、益田ミリさんの本が一番好き

気分が下がった時によくあるのは、自分のモヤモヤが言語化できなくて
余計にしんどくなってしまう
なんで、モヤモヤしているのかわからない・・・でもしんどい・・・

そういう時に、本を読むとその時の自分にぴったりの言葉と出会う
それが多いのがミリさんの作品

「夢って叶っただけじゃダメなんだ
離れないようにさ 背中にくくりつけて
歩きつづけなきゃなんない」

うわぁ・・・沁みる・・・
私も、昔自分の夢が叶って最高に幸せだった時期があった
でも、背中にくくりつけることができなかった
なんでそんなこと知ってるの???

「笑っちゃうくらい 頼りないわたしの人生」

私以外にも、自分の人生を頼りないって思っていて
そう思うとちょっと安心した
そうだよな・・・自分の人生に100%自信持って
生きている人なんて何人いるんだと
誰だってそんな気持ちあるんやからもっと気楽に生きたら
良いんじゃない?って気持ちになれた

いつの間にか自分の中のモヤモヤが
スッと晴れて呼吸ができるようになっていた

そういえば、すごいしんどかった時に助けてくれたのは
ミリさんの作品で、こんなにも自分の気持ちを表してくれるのは
彼女しかいないなと思ってしまう

素敵な一冊だったな


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