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やけに落ち着く秘密の喫茶店とわたしの読書スタイル【鎌倉マニア歩き2】

健康のために毎日、10000歩歩くことにしている。しがないフリーランス。編集も書道も仕事場は自宅で取材や打合せはほぼリモート。意図的に動かなければ圧倒的な運動不足になる。

昨日の散歩。材木座は少し波あり
今、由比ヶ浜は砂浜の養生中

で昨日、ウォーキングに本を持っていった。海沿いにあるたまに行くカフェでコーヒー飲みながら読書しようかなぁと思い。

ところが昨日はカフェが休み。そこで別の喫茶店に入ることにした。

ウォーキングルートにこの喫茶店があることは知っていたが、初めての入店。店ではスタッフが5人ぐらい。おそらく知的障害があるだろう若い人達が何人かいる。

店の内装は垢抜けない。目線の先に少しだけ海は見えるが、そこまで景色がいいわけでもない。コーヒーの味もごく普通。

でも、これが妙に落ち着く。やけに落ち着く。やたら落ち着く。

人が少なく、光がしっかり入って明るい。何ら飾りのない内装だからか、気楽にくつろげる。そして時折聞こえてくる、若い人達の無邪気な会話が耳触りいい。

何だかとてもゆったりとした、いい時間を過ごせた。

歳食ってくると、しゃれたカフェよりこういう垢抜けない店の方がしっくり来るのかもしれないな、と実感。

リビ決定。今日も行こうかな。
なので、店名と場所は秘密(笑)。

たくさん読んでも大半のことは忘れてしまう。


昨日読んだ本は「スタンフォードの自分を変える教室」。
もう何度目かわからない。

本物の良書です


今まで多読=知的でかっこいい、という考えだった。でもビジネス書に関してはそれを改めた。

結局、たくさん読んでも9割9分は忘れてしまう。一度読んだぐらいで、本に書いてあるエッセンスを身につけられるはずもない。しかもこちらは、読解力と記憶力に乏しい凡人。

なら、何度も読むしかない。

今は厳選して本を買い、買った本を一度ささっと読み飛ばし、あまりいいと思わない本はそのまま本棚に眠らせる。いいと思った本は目につく場所に置いて、何度も読んで内容を頭に刷り込む。

そんなスタイルで本を読んでいる。

ポイントはいい本を選ぶ目利きと、買った本への気持ちが冷めないうちにささーっと読んで全体をつかむ技術だろう。全体をつかむ技術は編集者という職業柄、そこそこあると思っている。

この「スタンフォードの自分を変える教室」は有名だけど、買ったのは割と最近。でも、最初を軽く読んだだけでとても素晴らしいことがわかった。それ以来、何カ月もずっと、何度も読み返し続けている。

人間の意志力の動きをロジカルに体系化しているから、自己コントロールの可能性が広がり「自分の悪い部分を克服できるんじゃないか」とワクワクさせてくれるのが最高。

まさに良書。
皆さんもぜひ

こういう何度も繰り返し読んでいる本が他にもあるので、ここで時折紹介していこうと思っています。

ではまた!


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