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新店舗のオープンスタッフに挑戦しました!


サラリーマンからの独立を目指し動き出しましたが、どこへ向かってよいのか分からずにいました。そんな中、会社が4月にオープンする新店舗のスタッフを募集しました。
箱はできるが中身は決まっていないという内容に、正直「いきたくね〜」と震えましたが、「自分の店を経営する練習だ!」と思い切って飛び込んでみました。

業務委託の失敗が原因

社長から受けた説明では、年間売り上げ1億円を目指しスタッフは3人でまわすようです。当初は個人事業主を募集し、外部委託しようと考えていました。しかし、手を挙げる業者がいないので自社で運営するようになったようです。
高い売上目標に少ないスタッフで戦うにはどうしたらよいか?少ないスタッフで悩んだ末、ステーキしかないとステーキハウスに決定。そして、遂にお店が完成し、入ってみると狭い厨房と45席のテーブルセットがあるだけでした。

オープン準備すること

今までのキャリアは、売上の落ち込んだ店舗の立て直しでした。基本的に売上が落ちている店舗は、どんよりした空気感で店に入ると肩に重たい何かが乗っかります。さすがに新店舗ではそんな感覚はなかったが、何もない空間に途方に暮れていました。

とはいえ、オープンまで2週間しかないので逆算してやることをリスト化しました。

  • メニューの決定

  • 食器やカトラリー・調理器具の購入

  • 仕入れ

  • 仕込み

  • レジ操作の練習

  • 提供方法のシュミレーション

考えると足りないことが多すぎて、毎日が全力疾走です。中年のおじさん2人と外国人スタッフで新店舗は正直しんどいよ!
マジで!
といっても、誰も助けてくれないので最後まで楽しんで準備しました。
冷蔵庫や冷凍庫がパンパンになるまで仕込んで、いよいよオープンの日を迎えました。

いよいよオープン!結果は…

結論、5日間ほとんどお客さんが来ませんでした。
来たのは社長の知り合いや他店舗のスタッフのみ…

原因は営業していなかったからです!
どんなに立派なホームページを作っても、営業しなければ誰も分からないですよね。
あれだけ木下さんに「営業が大切」といわれていたのに、僕も人任せで営業しませんでした。

この時、自分がサラリーマンマインドだと気づきました。「会社が宣伝してくれる」「美味しいものを作るのが自分の仕事だ」そんな甘えがあったと思います。

それからは、足りないと感じたこと・改善したいことを気兼ねなく言うようにしました。周りのスタッフや友人・親族に営業しまくり、メニューを増やしビラを配りまくった結果、少しづつお客さんが来るようになったのです。

結論

最初は難色があった新規事業に挑戦して本当に良かったです。自分の経営する店で同じ状況だったら即退場でした。

営業しなければ誰にも気づいてもらえません。うるさいくらい営業して丁度いいんだと思います。
これからも失敗を恐れず、目標に向かって戦っていきます!

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