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高すぎる目標はやる気を失う

僕は独立に向けて、新規事業のオープンスタッフとして店舗経営を学んでいます。学んでいく中で、最初に疑問に感じたのは高い目標設定です。

高い目標を設定すると挑戦意欲が高まり、やる気や個人のスキルを向上させます。目標を達成するためのアイデアや方法を考えるきっかけになり、達成した時の喜びはかけがえのない体験になるでしょう。

しかし、走るのが遅い人に「今年中に100メートルを9秒台で走れ」と言われても、達成する方法がイメージできないので努力しないと思います。

僕は新規事業の説明で、年間1億円を売り上げてほしいといわれ呆然としました。経営をしたことがない僕にとって、1億円の売上はまったくイメージできないからです。

いくつもの事業を展開して数億円の利益を上げる社長にとって、高い目標ではないのかもしれません。

一方、現場で働く人たちは経営経験がないため「無理でしょ!」と諦めムードになります。そのため、全員がイメージできる目標を設定した方が達成しやすいと感じました。

さて、年間1億円の売り上げでビビッていましたが、達成するための月間売上は8,333,333円です。30日で割ると一日277,777円を売り上げる必要があります。

お店の客単価は5,000円であるため、一日56人の集客で達成できます。大きな目標も、自分がイメージできる位まで小さくすると不安がなくなりました。

集客する目標が分かれば、方法やアイデアが湧いてきます。デザートや飲み物などで単価を上げるのも効果的です。閑散期に向けてのイベントも面白いでしょう。

今回は独立してスタッフが雇えるようになった時、やる気が出る目標設定を経験させてもらいました。

感謝!

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