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夫が鬱になりまして【 わたしはわたしを生きる 17 】

ようこそ
わたしのParadise(楽園)へ

わたしが生きている "今ここ" こそが、
たとえどんな状況であったとしても
この世のParadise(楽園)である

地球という3次元の世界で、
身体を持つからこそ
初めて体験できることを、
色々と体験したくて、
何がなんでもやってみたくて、
わざわざ、
この地球に生まれてきている

だから、全ての体験は必然であり、
わたしにとっては全てが最善
あれもこれも、結局、
やりたくてやっているのよ

そのことを思い出して、
まずは現状を受け入れてみる

そこで、
どんな体験をしたいのかな
今、
どんな感情を味わっているのかな
それで自分の魂は
何を学ぼうとしているのかな

誰しもが、
自分だけのParadiseを生きている

今世、わたしの魂が選んだ
この人生と、この身体と心を
思い切り、愛して可愛がって、
自由に、心豊かに生きていくための、
わたしなりのメソッド

さらに素敵な、
自分だけのParadiseを創り出す

※※※※
わたしのParadiseは、
常に安心感・幸福感を感じられる
感性とともにあるもの

====================

「人生何が起きても大丈夫!」
夫の鬱も、娘の不登校も、
わたし自身の強烈な自己否定も、
ぜ〜んぶ大丈夫でした♡

ぜんぶが大丈夫になった
わたしのセキララストーリー

※2017年に書いていたブログを
 2021年の今、振り返りつつ、
 再掲載しています。


【 わたしはわたしを生きる 17 】

今、現在
「あれは一体なんだったの〜」
と言うくらい、

治療の必要もなく、薬も飲まず、
めちゃくちゃ元氣に過ごし
仕事もプライベートも楽しんでいる
旦那氏を見て言えることは

鬱になったら
環境を変えること。

よく言われることだけど、
これは本当にそうだと思う。

あとは
やりたくないことを
頑張るのをやめること。

自分が楽しくて
やりたいことをやること。
かな。
これも結果的に見て。
わたしの経験からも。

だから、たとえ、
今すぐに環境を変えられなくても
「頑張るのを止めてみる」
「少しでも
楽しいこと、やりたいことをやる」
ということはすぐにできるかも。
ですよ。

というか、単に
「はい、
ステージを変えるタイミングです」
ってお知らせなのかな
とも思うんですけどね。

だけど
その時は「辛い現実」だけしか
見えないんですよね・・

今まで
真面目に一生懸命に頑張りすぎて
こうなったんだもんね。
それって、逆に考えると
頑張ってもうまくいかない
ってこと
・・かも。

「いい加減な人は鬱にならない」
は本当だと思う。
いい加減=良い加減。
自分にとっての良い加減。

にっちもさっちも行かない状況は
それ以上、なんとかしようと
頑張らないことが大事かなと思う。
それ以上無理してやらない。

「でも、
そんなこと言ったって
それが一番
難しいんだよ」

と言いたいこともわかる。

「頑張ることが美徳」
「結果をだすことが素晴らしい」
そんな教育を受けてきたし、
そんなシステムの社会で
働いてきたものね〜

「君は仕事もせず
家にいて
理想を語ってれば
いいやろうけど、
俺は
こういう社会のシステムの中で
仕事をして
君たちを養っているんだよ」

って何度言われたことか。

うんうん、
そりゃそう言いたくなるよね。
氣持ちはよくわかる。
お宅の奥さん暢気だもんねぇ。

旦那氏から、ことあるごとに
そういうふうに言われて
最初は内心「むきーっ」
と反応していたけど

そのうち、
「まぁ、
そう言われてもね・・
だってしょうがないじゃん」

と思いつつ、わたしは
自分の心を整えることに
とにかく専念した。
 
旦那氏の問題は
旦那氏のものなのだ。
わたしには
どうすることもできん。

冷たい言い方のようだけど、
そう悟ってからは
わたし自身が楽になったし、
寧ろ、そのあたりから
事態が
好転して行った氣がする。

ついつい、こちらは
「は〜旦那氏、
今日も会社で大丈夫かな・・」とか
「今日は1日どうだった?」と
LINEしたりずっと氣にしてたけど、

応援したい氣持ちから
「頑張れ」って言っちゃうのだけど、
他に言うことが思い当たらないから
言っちゃうだけで、
あんまり意味もないですしね。


こっちの身が持たんし
何より
わたしが毎日楽しくないわ
と思って、
始終氣にするのを止めました。

旦那氏は、ある時
「もうこれ以上は無理だ」と
自分で感じたようで
会社に事情を自分で説明している。

これは今、振り返っても
素晴らしい決断だったなと思う。
よく考えれば
わたしも仕事を辞めた時は
同じような状況で、
似たような体験をしてるんですよね。

ま、責任の大きさが違うとか
言われるかもだけど、
わたしだって一大事だったぜ〜?

「家族を養わないといけない」
という、
旦那氏の立場と責任感から、
ず〜〜っと我慢して、
頑張って守ってきたものを
手放そうとするのは
勇気がいっただろうと思う。

だけど
本当に壊れてしまって
再起不能になるまえに
自分で手放せたのは良かった。

しかし!ですよ。

「下手したら
すぐ辞めさせられるかな」
とか、それはないにしても
「すごく嫌な目に遭うかな」
とか想像してしまったけれど

会社はめちゃくちゃ優しかった。

すぐに対応して下さり、
部署を変えてもらい、
状況に応じて
たくさん配慮をしていただいた。
なんと有り難い〜〜
世界は優しかったよ。

これまで20年以上
バリバリと仕事をしてきて、
それなりの成功体験もあり、
ステップアップ
の為にと
転職をしたのに、そこで

「自分が仕事ができない状況である」
と認めて、それを公表することは、
旦那氏にとっては
かなり辛いことだったろうと思う。
だって
他人に弱みを見せるんだもの。

「期待はずれだったと思われるかも」
と想像すれば
プライドもズタズタだったと思う。

「仕事ができない自分には価値がない」
というようなことをいつも言っていたし、

「他人から
どういうふうに思われているのかが
氣になって怖くて人と全然話せない」
「きっと俺はみんなから嫌われている」
「もうまったく自信が持てない」
とも言っていたね。

OH〜
なんちゅうネガティブシンキングぅ。

旦那氏とは
出逢って20年経つけど
「人ってここまで変わるんだな」
というくらい、人相まで
別人になっていましたよ、当時は。

だから
「たとえ
仕事ができなかったとしても、
あなたは生きているだけで
わたしと娘にとっては
価値のある大事な人なんだからね。
それは忘れないでね」
と、ことあるごとに
伝えるようにしていた。

と・こ・ろ・が
状況を会社に伝えたことで、

これまで、
認められる為に
必死に頑張ってきたのを
あきらめて、
「もうできない」
「もうどうにでもなれ」
と言わんばかりに、

何かを明け渡した時に、

初めて
今まで氣がつかなかった
何かに触れた
というようなことが
たくさんあったように思うのです。

部署を移ってからは、
旦那氏にとって極力
無理のない範囲で
仕事ができるように
仕事量をセーブしてもらったり、

旦那氏本来の
持ち味を活かしてくれるような
担当にしてもらったりと
たくさん配慮していただいた。

その結果、
旦那氏はだんだんと
少しずつではあるけれど
落ち着きを取り戻し、

「なんだか・・
みんな優しいんだよね」
「俺、もしかしたら
意外とみんなから
大切に思われてるのかもしれん」
と言うようになってきた。

「そうよ。
誰もあなたのことを
嫌ってなんかないよ。

あなたのことを
必要だと思ってくれているし
わたしも、みんなも
あなたのことを好きだよ」
とずっと言い続けた。

さらにマヤ暦でみると
彼のKINナンバーから見る
易経は「山地剥」
「壊れて良くなる山地剥」

だから
「ここから良くなるんだな」
という確信しか
わたしにはなかった。

ということは、寧ろ
こんなふうに
「壊れる」ことも
必然だったということ・・

もちろん旦那氏本人にも
それは伝えてあった。

(でもそれは
後になって初めてわかることだから
当時の本人は半信半疑よね
)

そして、いよいよ
その時はやってきたのです・・

つづく。

【 2017年 9月6日 投稿 】

【 2021年 4月23日 追記 】

この一連の流れの体験をしたことは
わたし達家族にとっては
すごいギフトだったと思う。

(旦那氏の感じ方はまた
彼だけのものなので、
実際どう感じているかはわからないけどね)

わたし自身は、
エネルギーの流れというものが
確実にあると実感したし、

「その流れに乗った!」ことがわかったし、
「まさに流れに乗っている、なう!!!」
と思えるような体験が目白押しだった。

流れを知っているからこそ、
最適な選択をできて
その瞬間にパラレルが変わったのよね。

すべては必然であり、
すべてが最善。

綺麗事じゃなくて、
これマジだから〜

でも、ちゃんともがかないと
つかめない感覚かもね。

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