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ないものさがして、ないものねだる。⑤

「一年間、服を買わないチャレンジ」。
この第二弾を、先生をやめたタイミングでゆるーくやってみた。

仕事をしていると、ときめかないけれど必要な服を所有しなくてはならない。
スーツとか、ジャージとか。
普段着は汚れたらガシガシ洗える素材であることも必要だし、
そもそも汚れが目立ちにくい服を選びたい。

学校は冬、とんでもなく寒くなる。そうなるとモコモコあったかい素材の
羽織ものが必須。そして、あったかインナーも。
ジャージだって冬仕様にしないと寒すぎるし、
冬ならではの体育で使う防寒服も必要になる。
…という感じ。

先生を辞めてすぐのタイミングで服を総入れ替えすることも考えたけれど、
そもそもどんな暮らし方になるのかがわからない。
だからこその、「一年間、服を買わないチャレンジ パート2」。
今ある服で暮らしつつ、どんな服が必要なのかを観察しながら暮らしてみた。
コロナ禍で外出する機会が激減した時期でもあったので、それほど辛く感じずに2回目のチャレンジを終えることができた。

白と黒で潔く揃ったわたしのワードローブ。
リネンのシャツとコットンの長袖・半袖。
黒いパンツが3本とデニムが1本。
仕事中もプライベートでのお出かけもこれでバッチリ。
数が少ないので迷うことなく服を選べ、どれもお気に入りなので毎日ご機嫌。
…な暮らしができるようになったのだが、これまた転機が訪れている。

これは現在進行形のお話。
「色」が復活してきたのだ。
パンツに、緑系の色が加わった。
トップスには、ベージュ、青、ピンク。

オンラインで仕事をする際は、黄色みが入っている服のほうがより素敵に見える。
実物のわたしが着ると素敵なのは、青みの強い色。
働き方が変わろうとしているタイミングに合わせるかのように、
ワードローブに色が加わってきた。

シャツ+パンツ。
長袖もしくは半袖+パンツ。
そんな潔すぎるスタイルが大好きで、落ち着く。
どうやら、このスタイルにも変化が訪れるようである。
すっきりシンプルなスタイルもよいのだが、
わたしという人間の顔立ちとキャラクターには「カジュアル」が一番似合うというアドバイスを先日いただいたのだ。

ここにきて、カジュアル…
42にもなって、カジュアルに戻っていいのかな…
と、正直腰が引けている。ビビっている。

今後、わたしは一体どんな色の、どんなテイストの服を身に着けるのだろう。
きっと、年を重ねるにつれて、まとう服はどんどん変化していくに違いない。

今「ある」わたしのよさを生かす服。
それはきっと、わたしを素敵に魅せてくれる服。

もう少し、続く。


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