見出し画像

vision:2021 What Did You Think About That?

2020年、お疲れ様でした。
そしていつも読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。

つい20分前には(12/31/0:51現在)記事が完成していたのですが、何と...2000字近い文章が(それも一瞬にして)全て消えてしまいました。
悲しみに暮れつつも、自分の頭に頼りながら馬力を出して完成させたので最後まで読んで戴ければ幸いです。

未曾有のコロナ禍に包まれた2020年。「カオスの波」に飲まれた今年はみなさんにとって本当にクソみたいな一年だったと思います。

コービーとジアナの死から始まり、NBAシーズン中断。日本では感染拡大による緊急事態宣言も出されました。そしてジョージ・フロイド氏の死をきっかけにBLM運動が再び活発化し、6、7月には世界各地で「黒人の命を蔑ろにするな!」というテーマが叫ばれました。

また、シーズン再開後、レイカーズの優勝によりNBAが長いシーズンに幕を閉じると、FMVPのレブロン・ジェームズ大統領選挙でも若者に投票を呼びかけることで社会に貢献しました。
そしてバイデン氏の当選が確実になったあと、我々は新型コロナ第3波の波に飲まれながら年末を迎えました。

文字通りカオス且つ暗い日々に包まれ、あっという間に終わりを迎えた2020年。
そんな2020年に、誰よりも努力を積み重ね、全米女子オープンで優勝を果たし、世界的アイコンとなった日本人女性アスリートがいます。それは、大坂なおみ選手です。

彼女は今年、TIME誌が毎年発表する「最も影響力がある著名人100人」にも選ばれた他、GQ Japanの「Men Of The Year」にも選ばれました。

全米オープンで見事2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手は、7回の試合で、白人による不当な暴力により命を落とした黒人の犠牲者の名前がプリントされた7枚のマスクを着用してコートに入りました。
みなさんの記憶にも新しいと思います。

大坂なおみ選手は、優勝後のインタビューで、『7枚のマスクを通して伝えたかったメッセージ』について、インタビュアーに改めて尋ねられたとき、こう返しましたよね。

「あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?
メッセージをあなた方がどのように受け取ったかに
興味があります。話し合いが起きれば良いと。」

「USオープン会場の外で起きていることについては詳しくないですが、より多くの人がこのことを語る(きっかけになる)といいと思います。」

彼女のこのインタビュアーへの返答は100点満点の返しであることと同時に、今まさにこの時代を生きる上での「本質」を見事に突いています。
未だかつてない公衆衛生の危機人種差別歪んだ政治刑法の在り方など....とにかく課題が多すぎる昨今。
ポジティブに捉えれば、様々なメッセージを受け取り、社会をよりよくするために話し合うのには絶好のチャンスです。

例えば、私がアメリカ政治に興味を持つきっかけをくれた「2020年アメリカ大統領選挙」でも思ったことなのですが、正しいことを学び、自分の考え方や意見をしっかり持っていなければ、この社会を生きていく上で圧倒的に不利です。
世の中は、本当にクソみたいなことが平気で罷り通っています。(Netflixで“汚れた真実”というドキュメンタリー番組を見てみて欲しい...)

情報が錯綜し、どれが本当でどれがフェイクニュースなのかを見極めるのが困難になってきている中、私は、ニュースを見極めた上で何を感じてどう思い、それを未来の自分の行動にどう活かしていくかに重きを置きたいです。
そして、これを読んでいるみなさんにも、そうであって欲しいです。

大坂なおみ選手の「どんなメッセージを受け取ったか」という問いかけのように、ニュースを見たり・記事を読んだりした後、それについて自分なりの考えを持つことで、主体的になって社会を変えていくための一歩を踏み出しましょう。

筆者も、このnoteを通して来年も様々なニュースや音楽をシェアしながら、みなさんが何かを考えられる機会を提供していくつもりです。

来年は何本の記事を執筆できるか分かりませんが、精一杯取り組んで参りますのでよろしくお願いします!🙏🏼


50分足らずでノンストップで1600字以上書きましたが、大晦日という貴重な時間を割いてこれを読んで下さったあなたには、きっと素晴らしい2021年が待っていることと思います。
むしろそうであって欲しい。私からの願いです...!

2021年、楽しんでいきましょう!

最後になりますが、
2020年、本当にみなさんありがとうございました。
みなさんを本当に愛しています!


それではまたnoteでお会いしましょう。

御賽銭箱はこちらです。(笑)