「きみが望めばアンセムは続いていく」
皆様、あけましておめでとうございます!
投稿サボリ魔の筆者です(n回目)
気づけば最後のちゃんとした投稿から4か月以上経ってしまいました…
まあいつものことなんで、許してくれるでしょう!(何が?)(誰が?)
この4か月間、まぁじで仕事でもプライベートでも色々ありすぎてネタは山ほどあるのですが、それはまたの機会に…
今回は12/15に名古屋で行われた「Hello End 2023」という対バンイベントのライブレポート的な内容になります。
自分の大好きなcinema staffとキタニタツヤの対バンということで、思い切って有給を取り、名古屋まで行ってきました。
本当はライブ直後の熱量そのままに書きたかったのですが、ライブ後数日間体調を崩す+年末年始のドタバタで投稿が今になってしまいました…。
それでも良いよ!って方は見てくれると嬉しいです!
クレナズム(O.A)
トップバッターはO.A(オープニングアクト)のクレナズム。
O.Aが発表された時は「名前は聞いたことある」くらいの認知度で、曲は知りませんでした。
なので、あえて予習なしで見に行くのもライブの楽しみの一つだろう!と思い、まっさらな状態でライブを見ました。
その結果…大正解。初めて聴いた分、ファーストインパクトがより鮮明に記憶に残りました。
昨今の流行と真逆を行く変拍子盛り盛りのドラム、それに合わせてメロディアスなフレーズをなぞるベース、「これでもか」というくらいファズの轟音を会場いっぱいに響かせるギター、そしてバンドサウンドとは対照的な透明感のある優しいボーカル。自分の大好きなシューゲイザーの音楽が詰まっていて耳が幸せでした。
特に印象強かったのはこの曲↓
歌詞だったり使われているギターのコードから想像できる、儚い夏の雰囲気が完全にどストライクでした。
(関係ないですけどオタクって夏(という「概念」)好きですよね。僕も夏(という「概念」)好きです。暑いのは大嫌いです。)
ステージ上のメンバーもみんな楽しそうに演奏していて、「ライブが似合う良いバンドだなあ」と思いました。また機会があったら是非見に行きたい!
cinema staff
久しぶりのシネマのライブ。1月のVersus FeedBack以来だから約1年ぶり。
いやー、やっぱりいつ見ても「これに敵うバンドあるん?????」ってくらい、バンドとして完成されている。それほどまでに全員の息がぴったり合ってるし、キメのタイミングとかが本当に気持ち良い…。
あと今回は下手側で見ていたのですが、やっぱりベースの三島さんエグすぎる。出音からパフォーマンスまで、まさに「漢」なピック弾きベーシスト。あんなんを至近距離で食らったら、カッコ良すぎて何人かタヒ人出るぞ。マジで。
そしてなんと!!!「絶対やらないだろう」と思っていた↓
僕が大好きな「小説家」という曲をやってくれました!!!!!!
これはさすがに過去一番興奮しました。
かなり昔の曲だし、ライブでもなかなかやらないのですが、実は対バン相手のキタニからのリクエストだったそう…。
これをMCで聞いた時、「キタニ、お前分かってんじゃねえか…。」と一人でニヤニヤしてました。キタニ、マジでありがとう。
キタニタツヤ
そしてトリのキタニ。5月にフェスで見たぶり。
紅白歌合戦に出たり、最近では武道館ライブも決まったり(本当におめでとう)と、まさに今イケイケな彼をしっかりこの目で見てきました。
1曲目、2022年の自分(人生で一番絶望してた時期)を支えてくれた「スカー」。その間奏でシネマの「GATE」をオマージュしたアレンジ演奏!!↓
まさかのアレンジで「あれ?演奏ミス?」と一瞬疑いましたが、分かった瞬間にキタニのシネマ愛が伝わって胸が熱くなりました。
その後もライブでの定番曲から最新曲まで、今の「キタニタツヤ」を余すところなく表現したセトリになっていました。
個人的にアツかったのは「素敵なしゅうまつを!」。↓
原曲を聴いた時から「なんじゃこのやべぇ曲…」と思っていましたが、ライブだと生ドラムが加わることによってより楽器隊同士のバトル感が出て興奮したのと、サビに全員で「素敵なしゅうまつを!」と叫んでいたのが、曲のタイトル通り終末感が半端なかったです。生で聴けて良かった。
※ちなみにキタニのライブは基本的に撮影OKで、↑の動画も当日のライブ映像(を他の人が撮ってYouTubeにあげたもの)です。ここに僕いました。他のライブ映像もYouTubeに沢山上がっているので、ぜひ見てみてください!
ライブ途中、キタニはMCで「今日は珍しく僕は(年齢的に)真ん中の立場なんですよ。自分の先を行く偉大な先輩がいて、下の世代にもいいバンドが出てきてる。上と下に挟まれて、これはいいプレッシャーだなーって思う。」と、世代についての発言。
このMCを聞いて僕はシネマの「3.28」という曲の歌詞を思い出しました。
(このライブではやりませんでしたが…)
過去の投稿で触れたかもしれませんが、最近の自分のスタンスとして「生き急ぐ」というものがありました。
自分は今24歳で、言ってしまえば「20代前半」を名乗れる最後の年なわけです。で、20代前半って、誰から見ても「若い」と思える最終ライン(と勝手に思っている)なので、「体力もあって若気の至りが許される今のうちに、やりたいこと全部やりつくしてやろう!」と思ってました。
まあ要は、「若さ」というものにそれほどの価値やパワーがあると思っていたんです。
が、このライブを見て「年齢ってマジで関係ないんだな」ということに気づきました。
もちろん「若さ」がそのまま強みになる場面もありますし、「若いうちにやっておくべきこと」もあると思いますが、結局カッコいい奴は年齢とか関係なくカッコいい。クレナズムもシネマもキタニもみんなカッコ良かった。
だから、本当に大切なのは「若造だろうがおっさんだろうが、自分のやりたいことに向かって進み続けることなんじゃねーかなー」と、このライブを見て思いました。
あんなにかっけーシネマがこう言ってるんだからさ!
今年で25歳になりますが、「20代前半の若さを失った俺はもう…」と年齢で自分を縛る様なことはせず、いつでも自分のやりたいことを第一に行動しようと思います。そのための勇気をもらったし、どこか追い詰められていた気持ちが楽になった。そんなライブでした。
話をキタニに戻して、最後は今年大ヒットした「青のすみか」で終演。
この曲だけ知ってる知人とかいたら、「オレ、この曲生で聴いたことあるんだゼwデュフw」とキモ顔で自慢してやろうと思います。(こんなことを本当にやっているから友達ができない)
総じて本当にいいライブでした。有給使って名古屋まで行った甲斐があった。
キタニ、ありがとうな!
ということで、今回はここまで!
投稿をサボりすぎて、気づいたら2023年が終わっていましたね…(;^_^A
でも、それだけ仕事もプライベートも充実してたってことだと思います。実際に2023年は「人生で一番楽しい1年だった」と、胸を張って言えます。
皆さんはどんな1年だったでしょうか?
今年は元旦から悲しいニュースの連続で、不穏な一年の始まりとなってしまいましたが、皆さんは大丈夫でしたでしょうか。
不安な日々が続きますが、まずは心身の健康が第一!どうか皆さんもご自愛ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
P.S. 名古屋で色んな美味しいグルメ食べたのに、一番印象に残ったのが「帰りの深夜バスを待っている間に寒空の下で食べたファミマの肉まん(及びその後のタバコ)」だったの、本当に最悪