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基本情報技術者試験に合格

11月の中旬に基本情報技術者を受けて合格した模様。受験後に即日スコアレポートがメールされるので、合格基準に達していたかはすぐ分かるのである。

私は特にエンジニアでもなく、単に会社の資格取得制度があるため資格を取りまくっており、基本情報技術者もその一環。7月にITパスポートは1週間勉強して取り、情報セキュリティマネジメントも1週間で舐めて勉強した結果、午後試験に慣れておらず1点差で不合格のため、基本情報技術者を受けて雪辱を晴らすという小さい取り組みである。

基本情報技術者は、ITパスポートに比べて覚える事項が多く、計算問題や数的処理に近い出題もあるため、それなりに準備が必要。

私が行った勉強法は、ITパスポートの知識だけでますば過去問道場の直近10回分ほどを新しい問題から遡り、ひたすら繰り返すことを通勤電車の往復で行うのみ。計算や理論数学は後回しにして、暗記モノだけで午前試験は合格基準の6割が取れるように過去問からテキストに遡って覚えまくるというもの。テキストは過去問の不明点を潰すためにつかった。要は全てを理解して臨むことは、資格取得のためであれば必須ではない。

同時並行で他の資格も勉強しており、実際には1ヶ月も勉強したかは定かではない。勉強時間で言えば60から70時間ほどと思われる。

午前試験はひたすら過去問道場で10年分を1周回し、誤答やまぐれ正解だけまとめてあとで解き直す。同じ回の問題を何周もするより、毎回相当数は過去問の焼き直しが出るのでこちらの方が出来るだけ問題に当たれると考えた。もちろん時間があれば繰り返すのは良いと思う。

午後試験は最初から選択する問題を意識して勉強すること。まず、情報セキュリティは必須問題であり、午前試験の知識がフルに使えるのであまり落とせない。

選択問題のうち、ネットワーク、データベースは全く手をつけず、ハードウェア・ソフトウェア、ソフトウェア開発を勉強して、当日出た問題からいずれかは出るはずなので、こちらはオススメ。ソフトウェア開発はもはや読解問題、ハードウェア・ソフトウェアは簡単な数学やFIFOなど、押さえるべき点があるので午前試験の勉強ではこちらを意識した。

ストラテジは時間をかければ問題に答えが書いてあったり、人月の問題なのであまり予備知識はいらず、時間を割くべき箇所ではない。

アルゴリズムについては試験から10日ほど前からの勉強開始だったが、全てを理解するのは不可能であったため、前半にある具体的な数字を当てはめれば分かる簡単な問題だけに注力し、後半までたどり着けないことを前提に対策した。

プログラミング言語は馴染みがないため、表計算にしたが、こちらは他の言語に比べて問題が難しいらしい。表計算は特に後半のマクロが難しいため、マクロは最初からたどり着けないことを前提に対策した。

午前も午後も合格点が60点以上であり、午前試験は過去問道場の繰り返しでいけるが、いかに早く午後試験対策に移行するかが重要である。

午後試験については、上記の分野の問題を問題集1冊から過去問を繰り返すことをベースとした。特にプログラミングと表計算に時間をかけて、落とせない前半部分を抑えつつ、プログラミングはその独特の形式に慣れていくこと。

情報セキュリティ 15/20、ハードウェアとソフトウェア又はソフトウェア開発 10/15、ストラテジ 10/15、プログラミング 12/25、表計算 12/25くらいの目標設定をしておき、プログラミングと表計算以外ではもう少し取れればなんとかなるくらいの戦略とした。

プログラミングや表計算は後半が難しいが、配点は必ずしも後半だからと高い訳ではないようで、時間をかけて後半の難しい問題で数点稼ぐより、前半を落とさず、他の問題の見直しにも時間をかけて、取れるところをかき集める方が時間的にも効率が良い。

これらはあくまでプログラミングや表計算が初心者であった私の主観であるが、上記の勉強を繰り返し、スコアレポートは午前も午後も60点を超えていた。

なお、午後試験は、情報セキュリティ8割、ハードウェアとソフトウェア10割、ストラテジ5割弱、プログラミング3割、表計算7割とストラテジがふるわなかったが、ハードウェアとソフトウェアで稼ぎ、プログラミングは前半の簡単な問題のみ、表計算もマクロ以外は落とさないように時間配分した。

基本情報技術者の勉強の参考になればと思う。

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