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仕事のモヤモヤを書き出す

休職してそろそろ半年になろうかという私。最近はとある書籍を使って、仕事や職場の人間関係について振り返り作業をしている。

その書籍のタイトルは「会社辞めたい」ループから抜け出そう!である。著者は「退職学」について研究されている佐野創太さんだ。

傷病手当で生活をしているので、買い物は以前よりだいぶ慎重にしているのだが、この本は今の私にピッタリの本では?と我慢できず購入した。

何もかも我慢するのも続かないし、必要なものは買っても良いだろう。

退職成仏ノートを書いてみる

著者の佐野さんは転職エージェントとして様々な経験をされてきた一方で、ご自身も転職活動で悩まれた過去が綴られている。

そういった経験を経て著者が本の中で勧めているのは、具体的な転職活動を始める前にまず辞めようか迷っている会社やそこでの人間関係についてのもモヤモヤを吐き出すことである。

そうすることで考えが整理され、自分の本当の望みにも気付くことができ、転職活動にも良い影響をもたらすそうだ。

最初のステップは「退職成仏ノート」を作ることで、私は現在取り組んでいる最中だ。内容は仕事においてモヤモヤした出来事やモヤモヤしている人物についての自分の感情をひたすら書き出すというものだ。

ネガティブな感情であっても隠さず書き出すと、その中に本音が隠されていることがあるという。

職場や職場の人へのフォローは無用

このノートを書くにあたり私が意識していることは「そうはいってもこの職場にはお世話になっているし良いこともたくさんあったはず」「〇〇さんにモヤッとした部分もあったけど、基本は良い人だし」と職場やモヤモヤさせられた人をフォローするような言葉を書かないことだ。

私は日頃、内心では不満を感じていても、なぜか口からは「大丈夫です」という言葉が出たり、心の中で「相手だけじゃなく私も悪いんだ」と思おうとするクセがあると感じるからだ。

この本においても自責思考は一旦置いて他責思考になってみることで本音が生き返る効果があると、ネガティブなことでも書いてみることを勧めている。

休職するようになってから仕事の何が苦しかったのかを考えていて、この頃は気持ちも少し整理できてきたように思っていた。ただ、この作業を通じて頭の中だけで考えているより紙に書き出した方が「ああ、自分はこう思ってたんだ」とより客観視できる気がした。

ネガティブな感情は書き出すだけでも結構労力を要するので、今後も少しずつ書き進めてみようと思う。





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