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安倍元総理の事件に想う

選挙当日になって投票用紙を開封したら、会場が旧住所になっていて片道2時間電車で向かうという事態に。

大変面倒くさかったが、選挙はいつも行っているので一票を無駄にするのが嫌だった。

まったく知らなかったが、転入届を出しても3ヶ月以内は選挙は旧住所の管轄になるらしい。期日前投票なら郵送の手続きでなんとかなったらしいが・・・。

郵送物は早めに開ける方なのに。やってしまった。

安倍元総理の事件について

安倍元総理が亡くなった事件はショックが大きく、見すぎては良くないんじゃないかと思いながら、つい報道を追ってしまう。

銃撃の映像を見るたびに、人の命はこんなに一瞬で奪われてしまうのかと信じられないし、今も元総理がこの世にもういないことを信じたくはない。

政策などに好き嫌いはあっても、国のために一生懸命働いてきた人がこんな最期を迎えてしまったことが悲しい。演説に集中しているところを襲うのも卑怯だ。

私は絶対に人を傷付けないと言えるか

事件について報道されているなかで、専門家の方が自暴自棄になって事件を起こす人が多いと話していた。

私もここ1〜2年ばかりは人生がうまくいかないと感じることが多く、一時期は生きていても仕方がない、死ねば楽になれるんじゃないかと日常的に考えていた。職場では精一杯いつも通りを取り繕っていたが、ある日感情が爆発して仕事を休むことになった。

犯人の動機については色々とわかってきている部分もあるようだ。どんな動機があっても絶対に許せないが、本当に追いつめられたときに自分は絶対に人を傷付けないと言えるだろうかという思いが一瞬過ぎった。

今までどんなにうまくいかないことがあっても、そのために他人を傷付けたい、ましてや殺したいと本気で思ったことはない。

だけど他人を妬んだり、私だけがこんなに不幸なんじゃないかと思ってしまうことは正直ある。今回の事件の犯人だけでなく、犯罪を犯した人の背景を知ると自分とはまったく関係ないという気持ちにはなれない。

毎日のように自分勝手な動機で人を傷付けたり殺めたりする事件は起きている。

人間であれば、苦境にあっても耐えて、少しでも良い方向に進めるように試行錯誤を繰り返していくことが大切なのかなと思う。

実際にはそれはとても難しいのだが、間違ってもうまくいかない怒りに任せて、誰かを傷付けるような人間にはなりたくない。

そのためにはよく言われることだが、社会の中で孤立しないよう、なるべく色々なつながりを持っておくことが大切だと感じる。

一定期間休職すると、ずっと社会人として働いてきたので社会と隔絶されてしまった感が強い。私くらいの年齢の人が昼間私服で出歩いているのはあまり見ないし、仕事着の人を見ると暑い中大変に違いないのだが良いなと思う。

復職はまだ叶わずとも、何かしらの職場に代わるつながりを見つけたいのだが。

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