秋に含まれる夏の成分割合は //210924四行小説

 腕に触れる風がヒヤリとしている。そんな日が何日か続いて、すっかり秋だなと肺を澄んだ空気で満たす。
 しかしながら日差しは肌を焼き、歩けば汗が首筋を伝った。
 夏と地続きの秋を感じつつ、眩しい朝を往く。

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