見出し画像

長浦京『リボルバー・リリー』

僕らの太陽、ジェシーが出演する映画が公開されるとのことで、原作を読む。
どんなに好きな人が映画に出ていてもついつい原作に手を出してしまうのが活字派の悩み。映像作品へのハードルが高いのは、きっと、途中でやめて、とか、が難しいからだと思う。動画よりも本が身近にある幼少期を過ごしたからかもしれない。今思うと恵まれていた。

前回のnoteでも書いたが、電子書籍のサブスクに登録してから、本を読むハードルが再び下がった。図書館に通っていたころのような感覚で手が出せている。合わなかったら途中で辞めればいい、と。
かつ、図書館と違うメリットは返却期限がないこと。まぁサービスを解約したらそれが同時に、ということにはなるが。ありがたい無料期間で盛大に楽しんでいるけれど、継続を検討しても良いかもしれないと思うほど。まぁいま考える話ではない。
いまは、電子書籍を読む用のタブレットが欲しくなるくらいには重宝している。

ということで、リボルバー・リリー。

時代設定とか、テーマ的に、あんまり読まないタイプの小説だな〜と思いながら進める。初めは慣れない内容に進みがゆっくりだったけど、気付くと手が止まらなかった(彼が彼女と合流したあたりから)。
どことなく、『八日目の蝉』を思い出した。八日目〜を読んだのも多分10年くらい前だから記憶が確かじゃないけど。
そういえば、先日職場のお姉さんが『告白』ともう一冊、湊かなえの本を薦めてくれたんだけど、なんだっけ。『告白』も、『八日目の蝉』を読んだ頃に読んだな。中学校の図書室できっと読んだな。なんだっけな、読んだことない、おいしそうな名前の横文字の…と調べたが『ポイズンドーター・ホーリーマザー』かもしれない。あんまりおいしそうじゃなかった。

リボルバー・リリー。

僕らの太陽はヴィラン役だ、ということだけを既存知識にいれて読み進めていたけれど、登場した瞬間、この人やんと思った。
だって「紺色の背広のその男は栗色の髪と瞳をしていた。三十代、背は高く肌は大理石のように白い。西欧人の容姿をした大尉。」なんだもん。

大理石のようなジェシーくん

気付いたら読み終えていた。でもやっぱり映像になると怖くて見れないだろうな〜と思ったりして、この夏も引き篭もりそう。
北斗くんのドラマ主題歌決定が発表されたかと思えば発売日も決定し、
この前まで山ちゃんやってた慎ちゃんはボクサーになるし、
大我さんはなにやら忙しくお仕事をされているみたいですし、
今年の夏もSixTONESといっしょ。
全部飲み干してラーラララーララー

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?