濃厚な1年
不登校と呼ばれる種類の末っ子だったけど、この1年間の頑張りは素晴らしかった。
入れなかった校舎、教室
見たくない中学生、制服、ジャージ
でも、制服を着るのが好きだった。
高校生になって環境が変わり、不安を抱えていて通っていた4月当初から緊張しながらも1年間通いきった。
送迎をしていた私も頑張ったけど、連れていけば校舎の中に入れる。
校舎に向かっていく後ろ姿を毎日見て涙が出たり、感慨深く感じることもあって、いちいち感動。
末っ子もことあるごとに
『ママのおかげだよ。ありがとう。』
って言ってくれる。
自分だけの頑張りじゃないって、姉兄にも協力してもらったってことに感謝して、ありがとうを伝えてくれた。
少しずつお友達と関わることができて、何よりも
“挨拶をする”
ということを大事に実践してきた賜物
自分が覚えられなくても周りの人が覚えてくれることによるコミュニケーションが出来た。
中学を卒業するときに
『挨拶することが大切なことだよ』
って教えてくれた先生の言葉を信じて、周りの人に挨拶を続けてきた。
昨日、1年が無事に終わったことをその先生に伝え
『先生のお陰で挨拶を続けて自分のことを覚えてもらえました。ありがとうございました。』
と伝えることができた。
言葉少なくて、言いたいことを上手に言えなかった末っ子だけど、ここも成長。
素晴らしい1年だった。
4月から、また頑張る日々が続くと思うけど、根性があるから大丈夫だと思う。
『頑張らないことを頑張りなさい』
と担任に言われた。
見てる人はちゃんと見てる。
この1年の成長と努力を将来につなげていけるように、サポートしていく。
悔いが残らないように
子供から教わることってたくさんある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?