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明け方の夢

夢の冒頭で思いがけない人が現れた。
顔だけは、覚えてる。
交わした言葉はあったけど何て話したのか覚えてない。
夢ってそんなもんだ。

久しぶりに夢の中に現れてくれた。
夢の中で会えて嬉しかった。

顔が見えて交わした言葉があるのに、その人に会いに行った。
夢だから、ストーリーはめちゃくちゃだ

会いに行く途中で旦那に会って(見つかって)何か言われた。言われたことも覚えてない。
混雑してるお店の前を通っていた時に何かを言われた。
イヤな感じがしたことだけは覚えてる。その後、連れ戻された。


めげずに、また会いに行った。
たくさん歩いた。
空を仰ぎながら歩いた。
少しひんやりした空気で暗っぽい水色の空だった。
崖をよじ登ったり、雨にも降られた。
雨宿りしたのは、知らない家の物置小屋。昔ながらの木造でとても古かった。

そこにしばらく隠れるようにして雨宿りした。

物置小屋から出て
あの向こうに会いたい人がいるって思った途端、見えていた風景が綺麗さっぱりと消えた。

夢の中で会えると思っていた。

だけど、その瞬間に

もうこの世にいないことを思い出した。

目が覚めるまで、夢と現実が判らなくなっていた。
夢だって気づいたのは、目が覚めた時だった。

夢を見ながら心弾ませていた。

夢だったと気づいた時に驚いた。

私の夢の中に来てくれたんだ…

そう思ったら、嬉しくなった。

久しぶりに意識しなくたって、思い出さなくたって、ちゃんと顔を見せてくれた。

ありがとう。

また、会いに行くよ。

待っていてね。



あっ、今、思い出した…

最初に会った場所

多分、見えただけで

あなたは、雲の上から私を見ていた。

やっぱり、遠いお空の上から覗き見してたんだね。

どんなに歩いたって辿り着かないね。


また、来てね。待ってるから😊

夢の中で逢いましょう

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