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ジョウビタキのしっぽ

秋になると、ヤマボウシの木に、ジョウビタキが訪れる。
毎朝、キッ、キッという鳴き声が聞こえたら、
カーテンをそっとめくって、木の枝にとまる、ふっくらとした姿を探す。
枝にいないときは、畑の柵や木枠にとまっていることもある。

毎年やってくるのはジョウビタキのオス。
銀白の頭に、鮮やかな赤茶色のお腹、黒茶色の翼に白い斑点。
地鳴きをする度にしっぽにバネがはいってるかのように揺れる。

キッ、と鳴くと、しっぽがピヨ~ン。
キッ、と鳴くと、しっぽがピヨ~ン。

ジョウビタキの「ジョウ」は「尉」で頭が炭火が白くなったような色に、
ヒタキは「火焚」で火打ち石をたたく音に似ていることから、
この名がついたらしい(「サントリーの愛鳥活動」サイトより)

歌声としっぽのふりが愛らしく、
つい見とれてしまう、秋の小さな幸せ


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