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ネイチャーフィールドX

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20.315の開墾地「ネイチャーフィールドX」。ここに生息する植物から動物、昆虫まで、生命体がおりなす生態観察マガジンです。生命体はあらゆる生物の食物連鎖の中にいます。The f…
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#昆虫

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン プロローグ

こんにちは。開拓地「ネイチャーフィールドX」の所有者、20.315です。 私の趣味はプロフィール欄にあるとおり「開墾」です。開拓といってもいいんですが、名前がないと話も伝わりにくいので、この開拓地を「ネイチャーフィールドX」と命名ました。 上記写真を見てください。竹林を開拓しているわけですが、なぜ、竹をこのように地上1メートルぐらいで切っているのか、わかりますか? これは、竹を全滅させるための殲滅作戦なのです。 このように切ると、竹は「俺はまだ生きている、死んでいない

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2020・07 その11

ネイチャーフィールドXの番人かつ変人の、20.315です。 7月に入っても中々晴れませんね、梅雨前線は日本列島に停滞したままで至るところで災害が起きています。謹んでお見舞い申し上げます。 ネイチャーフィールドXにももちろん7月に入り、昆虫相にも変化が訪れています。冒頭の写真は7月上旬、カナブンがカマキリに狙われている瞬間を撮影したものです。 この写真から、2つの事柄が発見できます。ひとつは、カナブンが飛来してきていることから、ネイチャーフィールドXにも夏が来たという事実

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2020・06 その10

今、地球はコロナ禍だけでなく、上記写真のサバクトビバッタによる農作物への甚大な被害で、大変なことになっています。 各種メディアでも大々的に報じられているため、ご存知の方も少なくないと思いますが、アフリカ東部で大発生したサバクトビバッタが、中東からパキスタン、インドにまで広がっていて、小麦、大麦、綿、モロコシなど各地の農作物を食い荒らし、下手をすると世界規模の食糧危機にまで引き起こしかねない災厄だ、といわれています。 最新のニュースでは南米パラグアイからアルゼンチン、さらに

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(爬虫類)2020・05 その4

「ネイチャーフィールドX」を管理している変人の20.315です。 変人なので、好きなことを思いっきり実践しています。上記写真は、開墾地「ネイチャーフィールドX」内にある竹の枝をまとめ、その上に木々の丸太や細かい枝等などを積み重ねて数年後には堆肥になるであろう「やがて堆肥」の現場です。直径5メートルぐらいの円状にまとめ、高さは最大2メートルぐらいになります。 言ってみれば伐採した竹と木々の砦みたいな感じです。 先日ここに「ぬし」がいることが判明しました! ヘビです。20.

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2020・05 その2

皆さん、こんにちは。 ここは、20.315の開墾地「ネイチャーフィールドX」です! 私は株式投資家であり、不動産投資家でもありますが、土地開拓者でもあり、自身の所有地「ネイチャーフィールドX」を開拓している、変人です。 先般、ネイチャーフィールドXで作業していたら、蜘蛛の巣に「X」が描かれているではないですか!なぜ、ここを「X」と知っている? ・・・ これは「コガタコガネグモ」の巣で、「X」は白帯です。クモの種類によって、白帯は形状が違います。ただ、同類のクモでも白帯の

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン (昆虫)2020・05 その1

上記写真に写っている「とっくり」状のものは何でしょう? 壷? ハクション大魔王2020が出てくるやつ? これは・・・。 そう、スズメバチの造形物、「巣」です。 5月に入り、アブやハチ、クマバチ、スズメバチなどの生命体が毎日ブンブンと飛び交っている「ネイチャーフィールドX」ですが、スズメバチが飛んでいるのを目で追いかけていたら、積み竹の一部分に「巣」を発見!しました。 ↓ これが大量の積み竹です。 さて、2020年5月15日のJIJI.COMのニュースに驚いた方も少な

カマキリ先生、すごいぜ

Eテレで放送している香川照之さんの番組『昆虫すごいぜ!』はついみてしまう番組のひとつです。カマキリになりきって、自然の中に飛び込み、目的である昆虫を探し回るその勇姿に、少年時代の自分を重ねる人も少なくないのではないかと思います。遠くコスタリカまで遠征し、なんとプラチナコガネやマルムネカマキリまで捕まえ「日本に持って帰りたい!」というその気持ち、20.315もよ~くわかります。 「自分は単に昆虫の変な生態が好きなんじゃないんです!本能のままにまっすぐに生きる昆虫の姿が最高にい