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13の施策で行動指針の社内認知度が圧倒的に上がったので全て公開します。

はじめに

いつでもどこでもモノがトドク、世界的な物流ネットワークを創りたい、207株式会社イナバです。

先日、「シリーズAで総額5億円の資金調達した」というリリースを出しましたが、なんとか頑張ってシリーズAにこぎつけた裏側で頑張っていた事があります。

それが「行動指針(バリュー)の浸透」です。

この点に関して、207はかなり重要視している会社でして、私自身、色々な会社でキャリアを歩んで来たのですが「これほどまでに行動指針の社内認知が高い会社はない!」と思っていたりします。(実際に、社内アンケートをとってみても全員が行動指針を認知していました。)

今回のnoteでは、そのためにやった施策を一挙にご紹介していきます。

・マネジメント層の方々

・スタートアップ初期段階の方々

の参考になると嬉しいです!

ところで!!

今回トピックの中心になっている207の掲げる行動指針は、コチラの3つです(実はココが一番、お伝えしたい所だったりする)

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行動指針浸透施策を公開する目的

「なぜ、そんな情報を公開するのか?」

というお話ですが、完全に採用目的です!!!!

207の行動指針への向き合い方を読んで「207に興味が出てきた!」という方はまずはカジュアルに面談でもしましょう。会社組織のお話やマネジメントのお話など、できればと思います!

もちろん、直接の採用応募でも、とても嬉しいです!!

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とはいえ、こんなにドヤ顔で記事を書いていますが、207は組織としてまだまだ未熟で、これからのスタートアップです。行動指針の浸透という点をとってみても不足している点が沢山あると思います。

しかし、「少しでもスタートアップに従事する方の参考になると嬉しい」という想いから公開することにしました。

行動指針浸透施策1:オープンチャット

Slackでも基本的にオープンなコミュニケーションを行っています。DMは原則使わず、情報共有を前提に各個人のtimesチャンネルにてコミュニケーショを行っています。

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行動指針浸透施策2:オープンミーティング

基本的にすべてのミーティングを録画しSlackのオープンチャンネルにて全社的に公開しています。

以下のミーティングは207として開催されているMTGの一例です。

経営陣のMTG
ビジネス定例MTG
開発定例MTG
各個人間のフィードバックMTG
投資家MTG
クライアントとの商談
etc..

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行動指針浸透施策3:オープンインフォメーション

すべてのメンバーが経営数字、残キャッシュ、サービスデータやにアクセスできる権限を持ちます。
メンバー1人ひとりが自律的に物事をデータドリブンで判断するために、人事情報など一部の情報をのぞき可能なかぎり情報をオープンにしてます。

行動指針浸透施策4:鍋会

毎週木曜日の夜にメンバーで鍋を囲んで話す「鍋会」を実施しています。
基本的に組織や業務のことについて語る場で、外部向けの動画配信など体外的な発信も行っています。

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行動指針浸透施策5:オープンバイオグラフィー

メンバー間のバイオグラフィー共有し、人となりを理解し有機的にカバーし合える組織を目指します。

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行動指針浸透施策6:オープンようこそ会

Newメンバーに記載いただいたバイオグラフィについて深ぼる会を行っています。

行動指針浸透施策7:完全裁量制成長投資

業務に関わるインプットに必要な書籍や勉強会は、すべて会社負担で購入/参加できます。
経費申請することで、各人の裁量で業務に関わるインプットをする事が可能です。

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行動指針浸透施策8:バリュースタンプ

行動指針(3S/Speed With Quality/BeOpen)な行動に対してメンバーがSlack上でスタンプを押すことで、#3S/#Speed With Quality/#BeOpenチャンネルに自動的に転送・投稿され行動が可視化されます。

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行動指針浸透施策9:1on1ミーティング

全メンバーが2週間に1回約30分(or月に1度約60分)、メンターと1対1の対話の場を設けています。
1on1は個人の自律的な成長を促進する場であり、疑問点や改善点などを深堀りする場でもあります。
基本的に1on1の内容もオープンにシェアされます。

行動指針浸透施策10:向上委員会(360°フィードバック)

自身の仕事で改善が期待されていることに関して、チームメンバーからフィードバックを得る施策。
アンケート形式で集計し、鍋会で各メンバーの内容をさらに深堀ります。

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行動指針浸透施策11:フィードバックポリシー

メンバー間のフィードバックに関するポリシーを明示しています。
フィードバックを受ける方、行う方どちらにも適応されるポリシーです。

フィードバックポリシーに則り、FBを仕合い、個人/組織の成長を目指します。

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行動指針浸透施策12:社員の給与公開

業務委託の方の給与を除き、1on1等の全ての情報公開を行い、透明性ある組織を目指します。

※業務委託の方には明確な評価基準が存在せず、納得感が醸成されない懸念されるので非公開。

行動指針浸透施策13:フィッティングタイム

正社員希望の方もまずは、業務委託メンバーとして参画いただき、業務を通して組織と個人のフィットを見極める期間を設けている制度の事を「フィッティングタイム」と称しています。

このフィッティングタイムの目的は「バリュー」「スキル」「スタンス」において、個人と組織、お互いのフィットを見極める事で、組織カルチャーの維持&進化です。

また、フィッティングタイム期間では、同じ業務や近しい業務を行うレビュワー(数名)および上長にあたるレビュワー長を定義し、1ヶ月に1回「バリュー」「スキル」「スタンス」の組織とのフィット度合いについてのフィードバック&個人から組織への期待値とのギャップのフィードバックを行うレビュー会を行います。
バリューの体現に関しては、全社からの「向上委員会」におけるフィードバック。
スキル&スタンスに関してはレビュワー長からの1on1フィードバックを行います。

おわりに

この記事を書くにあたり、CEOの高柳さんと「この施策をやればどの企業でも行動指針は浸透するんですかね?」と考えていたのですが。

結論、CEOのコミットがないと行動指針は浸透しないのでは?

という仮説に帰着しました。

例えば、207で言うと、

「行動指針が浸透するための施策を企画する」みたいな知的労働から「バリュースタンプをつくる」みたいな超絶実務まで、全て、CEOの高柳さんが先導していて。

それを社内のメンバーが皆、見ているので「自分も浸透施策を考えよう!」となったり、「自分も行動指針に則った行動をしよう!」と思っているのかなぁ、と。

...

......

以上、「行動指針の社内認知度・100%を実現させた13の施策の公開」でした!!!

冒頭で言及した通り、行動指針の浸透という側面に限らず、全方面で207はまだまだ未熟なスタートアップです。

ですが、今回の記事で「ちょっと面白そうかも」と思っていただいた方がいらっしゃいましたらまずはカジュアルに面談ができると嬉しいです。

もちろん、直接の採用応募も、心待ちにしています!!

本当の最後に

「この記事、おもしろかったなぁ、、!」となりましたら、代表のツイートに何かしらご反応をいただけると、泣いて喜びます!!


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