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姫崎ゆーセレクト noteの本棚

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姫崎ゆーが繰り返し読みたい!切ない!素晴らしい!愛しい楽しい面白い!皆さんのnoteをちまちまとピックアップします。無料noteだけを気が向いたら随時追加します。特化したジャンル…
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#小説

小説: ペトリコールの共鳴 ⑤

←前半                  後半→ 第五話 僕は人と話がしたかった  飼い…

視野にある移り気、風まかせ

最近noteで流行のこちらをやってみた Q.1 筆名(ペンネーム)を教えてください。 → ももまろで…

常に追いかけられる人でありたい人

対人関係苦手意識って、私ずっと苦手意識マンだったんです若いときって。30代くらいまで苦手で…

今日が雨なら (短編小説)

心地良い音量で「レットイットビー」が流れている。だけどこのカフェで流れるレットイットビー…

青豆ノノ
8か月前
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生きている実感がほしくて

雨を聴く、雨を耳で、生きている実感がほしくて 2年前の夏 コロナウイルスに感染したわたし…

エッセイ | noteで個人企画に参加するということ。企画への愛を語りたい。

 なぜ今なのかは自分でも不明ですが、偏見たっぷりに語ってみたいと思います。 ・ はじまり…

青豆ノノ
1か月前
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小説: ペトリコールの共鳴 ③

←前半                  後半→ 第三話 ネズミへのわずかな恩を  沈痛と悲愴を抱き合わせた冬から、 若葉が目に優しい5月になった。時は疾走する。 「子どもの日か…」意識したのは何十年振りか。 今年は祝ってやりたいがケーキを食わすのも戸惑い、子どもの日と言えば兜や鯉のぼりだが高額な物を買ってやるだけの金はない。  俺は大きな損失を出す寸前に助けられた。 体長がわずか20センチ足らずのキンクマハムスターは、たった1匹で俺を悪から逃してくれた。  思い出し

暑さが胸に刺さる

炎天下に溶けゆく影 猛暑が肌に刺さる 浜辺で聞こえる子どもたちの笑い声 夏ならではが 気持…

わたしのお気持ち表明

金魚鉢 捨て鉢 やけっぱち ヤケのヤンパチ日焼けのナスビ 色は黒くて食いつきたいが あたし…

重すぎて洒落にならない女子の章(SS)

 タイトルが川柳みたいで出オチっぽいんだけど。やり場のないかなしみを創作に昇華してみまし…

アポロ
1か月前
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掌編小説 | ニセモノ | シロクマ文芸部

金魚鉢、ではなくてホルマリン漬けの瓶だ。 生きた金魚を悠々と泳がせる、それこそが…

青豆ノノ
2か月前
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小説: ペトリコールの共鳴 ②

←前半                  後半→ 第二話 一途に相手を想い過ぎ  布団か…

執拗な人には届かぬ声

わたしの指紋は警察署に保管されていると思う 過去に2回、ストーカー被害に遭い 1度目の被…

小説:ペトリコールの共鳴 ①

【あらすじ】 妻の遥香が死去し、深い悲しみに包まれたタツジュンの前に、まさかのことが起きる。亡くなった妻の生まれ変わりのようなハムスター"キンクマ"が話しかけてきたのだ。キンクマの言葉に導かれるタツジュンは少しずつ心の重荷を下ろす。 しかし、SNSで出会った謎の女性"愛羅"が、タツジュンの生活に変化を及ぼし始める。愛羅の本性は一癖ある人物で、遂にはタツジュンを危険な状況に追い込む。 そんな中、事態を察知したキンクマが真相解明と共にタツジュンの救出を試みる。危険な目に遭い