エッセイ・ 珈琲と異性の相性
珈琲と異性の相性は比例して
味覚が似ている人とは感性がシンクロする
付き合う前から、なんとなく分かる
分かりながら、付き合ってみる
味覚、手を繋いだ時にしっくりくるか
相手の体臭
たった3つしかないポイントで、先が読める
珈琲にどれくらいのミルクと砂糖を入れるか
素知らぬ顔で観察し
「この人とはないな」
自分の心に入れない準備をして、付き合う
彼氏がいるだけで体裁は整い、それで充分
なんとなく合わないが続くと
煮詰めたマンデリンを飲むような
苦くて重い、嘘をついている感