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2020 秋の京都 part5

 「2020秋の京都」最終回。前回は以下のリンクから。

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今回は赤色で囲まれた地域を訪れた。

part5.西山

訪問時期:11月下旬
 東向日駅で下車してから、阪急のバスを利用して善峯寺を目指す。善峯寺はかなり山奥にあり、自力で行くことは難しいと考え、バスを利用することとなった次第だ。そういえば、NHKが毎年朝の情報番組で紅葉を紹介しているが、善峯寺は今年紹介されていたらしい。

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バス停善峯寺から坂道を登ること数分、善峯寺に到着。

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朝早くにも関わらず、訪れている人がちらほら。登山服の人も見られた。

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紅葉が見頃を迎えており、なかなか綺麗だ。

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国の天然記念物に指定されている遊龍松だそうだ。横一面に広がっていて、なかなか面白い。

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京都府一帯を見下ろすこともできる。写真のど真ん中に写っている小さな塔のようなものが京都タワーである。ここまで見晴らしがいいとは思っていなかったので、とても気分がよくなった。

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一面が紅葉に覆い尽くされている。これもまた良きかな。

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曇り空に一瞬の晴れ間が差し込んだ。多宝塔と紅葉のコラボレーションが筆舌に尽くしがたい。

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山全体が紅葉を迎えているようだ。

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改めて一段高いところから京都市街を見渡す。京都はやはり盆地だなあ。

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山全体がカラフルになっていて、全空間を楽しむことができた。

善峯寺から1.5kmほど徒歩で下ると次なる目的地、十輪寺へとやってきた。別名をなりひら寺とも言い、六歌仙の一人在原業平が晩年に過ごしていたとされる地だ。

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散り際なような気がする。

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かと思ったら、まだ紅葉を迎えていないものもあり、色づきと落葉が同時に進んでいるような印象を受けた。

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秋の紅葉も見頃と言われているが、春に咲くなりひら桜はさらに有名だ。その桜の美しさは「そうだ 京都、行こう。」のCMにも用いられた。

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業平の塩竈跡だ。業平は塩を焼いて、恋の叶わぬ相手に思いを馳せていたのであろうか。

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全面的に紅葉というわけではなかったが、十分楽しむことができた。次は春に訪れたい。

また3kmほど下って、最後の目的地光明寺へ。バスを使うことも考えたが、むしろ手間暇がかかりそうだったので、ひたすら歩いた。平安時代末期の武将熊谷直実が開いた寺院に端を発する。また、浄土宗の開祖法然が初めて念仏の教えを説いた地ともされている。

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石段を登って本堂へ。

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期間限定で、本堂の中に入ることができる。

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紅葉が見頃を迎えている。

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1ヶ月ほど前に訪れた際には、本堂を見ることができなかったのでとても得した気分だ。

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ここの紅葉だけ輝きが違っていた。周りは紅葉が進んでいるのだが、それでもこの紅葉だけは紅一点の輝きを保っていたのだ。赤々としていて眩しいくらいだ。

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これがかの有名な紅葉のトンネルらしい。

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低スペックのカメラでは全てを撮りきることが不可能で、何やらよくわからない写真になってしまった。完全に見頃になった時に訪れれば、多分もっと美しい紅葉のトンネルが見れたのだろうと思うと悔やまれる。

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今年の紅葉もこれで見納め、と思ったが、散り際の紅葉を探訪した記録があるので、これもまた次の機会に。また、京都遊覧記もぼちぼち更新します。


#旅行 #京都 #歴史 #紅葉 #西山 #善峯寺 #十輪寺 #光明寺


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