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[2040年代小説]QUANTUM

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JUDGEMENTシリーズ 外伝小説
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[5分小説]QUANTUM-固有-

[5分小説]QUANTUM-固有-

QUANTUM-固有-

2040年。スートの組織迎撃から2ヶ月後、ヒエムスは臨海副都心オーケアヌスの審議院仮庁舎で報告を受ける。
聖人事案。
(報告1)同時多発複合災害・同時多発核攻撃から1ヶ月後、審議院議員仮庁舎で国内最大手RPGゲーム企業game社のreal fantasy®︎の預言が議題になった。
(報告2)このゲームはダウンロードコンテンツが予定されており一神教クルクス教の黙示録と聖人復

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[5分小説]QUANTUM-射影-

[5分小説]QUANTUM-射影-

QUANTUM-射影-

パッシオがsmart handgun®︎のグリップで偽ウィースを殴り尋問する。
偽ウィースが答える。
「知らない。」
審議院仮庁舎にアナウンスが流れる。
「カードマスターの姿をしたテロリストたちが仮庁舎に居る模様です。」
偽ウィースが返す。
「仲間が来た。」
ウェヌスタがsecret message®︎の量子暗号通信でアナウンス室に連絡する。
「事態解明の為我々は仮庁舎前

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[5分小説]QUANTUM-波動-

[5分小説]QUANTUM-波動-

QUANTUM-波動-

カードジョーカー♦︎クローンの服を着たヒエムスと姿を消したヴァニタスを元カードエースムーヌスが出迎え室内闘技場に案内する。
ムーヌスが答える。
「此処は研究動物が戦う闘技場だ。」
ヒエムスが問い掛ける。
「何時気付いた?」
ムーヌスが返す。
「カードジョーカー♦︎クローンは黒色肌のベルルム人だ。」
偽ヴァニタスがムーヌスの横から姿を現す。
ヴァニタスが姿を現し答える。

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