改ベツニタツニ

今日桜をみた
品種によってはもう咲いている

こんなにたくさん花びらをつけて、今までこんなにたくさんどこに隠してたの

そう思って辺りを見回すと

エネルギーに溢れている気がしてきた

雑草ひとつとってみても、
ちっさいタネから、野放しに成長させているとエイリアンのような見た目になる

成長するエネルギー

欲望のエネルギー

交わるエネルギー

感情のエネルギー

性のエネルギー

乗っている電車が大きな川を渡った

あの大きな川にはいったいどれほどのエネルギーが詰まってるんだろう

これすごいことなんじゃないか、、、

電車内で気付いてるのは俺だけ

なんだこの感覚、怖くなる

川の水はずっと流れてる
俺が見てない時も見てる時も、ずっと流れてる

別に関係なくエネルギーは溢れ続けてる

放射していて、軸が立っていて

自分とは別に関係ない

前近代は自然は畏怖の対象として崇めていたと教えてもらった

八百万の神、、、

ちっぽけで間抜けでツンツルテンの自分と対峙するエネルギー

怖くなる

滔々と、、、
って怖い表現だ

改めて全部が
この俺とは別に関係なく立ってるんだ

改ベツニタツニ