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50代からの新情報ビジネス実践編③タイトルを制する者がnoteを制す!

前回はコンテンツ作りについて記事を上げました。

今回は強い文章をつくるテクニックをレクチャーします。

noteの成功を左右するタイトルつけとは

note は今、日本で一番盛り上がっているプラットフォームの一つです。

そんな note には日々沢山の投稿が寄せられています。

そんな大量の記事の中であなたの記事に目をとめて頂くためにはどうしたらいいのか?

答えは「タイトル」です。

記事タイトル、ここが全てと言っても過言じゃありません。

要は、いかに読者の目に留まるタイトルを書けるか!に集中するのです。

そして読者を惹きつければ、編集者の目にもとまるということ。

編集者に注目されると、それだけ「編集者のおすすめ」に掲載される確率も上が ります。

こうした理由から note での成功の秘訣は「記事タイトル」にあることは間違いありません。そこでここでは魅力的なタイトルの付け方をレクチャー していきます。では早速行きましょう。

世の中には同じ内容のことを言っていても、それが相手に響く人と響かない人がいます。この違いは一体どこにあるのでしょうか?

ほとんどの場合は、文章で決まります。もっと具体的に言えば、

「伝える順番」 「言葉の並べ方」と言ってもいいでしょう。例えばダイエットで言えば、こうなります。

「笑われたっていい。最後に笑うのは私だから。痩せてやる!」

このように最後にキーワードを持ってくることによって、その言葉は一気にパ ワーを持つようになります。漫画家がよく使うテクニックです。

「一生迷ってろ…!そして失い続けるんだ…貴重なチャンスをっ」
カイジより

「あなたは死なないわ…。私が守るもの」
エバンゲリオンより

「自分で考え、自分で決めろ。後悔のないようにな」
エバンゲリオンより

例えば漫画カイジのこのセリフ。「一生迷ってろ…!そして失い続けるんだ…貴重なチャンスをっ」これは順番が逆でもいいわけですよね。

というよりは、普通の文面は順序が逆のはずです。「一生迷っていたら、貴重なチャンスを失い続け る」こっちの方がごく自然です。

しかしカイジの作者は「貴重なチャンス」という最も伝えたい言葉をあえて後ろにもっていったと推測できます。

なぜなら、これが法則だから。 テクニックというには、あまりにも雑かも知れませんが、たったこれだけのことで、文章は何倍もパワーを持ちます。

なぜそうなるのか?

多くの人は文章を書こうと思った時、綺麗な文章を書こうとします。

そのため、小学校の時に習った主語から入って述語で終わり、間に形容詞などを入れようとします。

「私は、香りのいい珈琲を飲みに行きました」

これが教科書通りの文章になります。しかし、ここが重要なのですが、普段の会話でこんな言い方をする人は果たしているでしょうか?

言葉遣いの問題ではなく、この順番で話しても、ただの報告で終わってしまいますし、相手がこの報告を求めているとは思えません。

そこで、きっとこう言うはず。

「珈琲を飲みに行ったんだけど、いい香りでした」

そうなのです。文章で人を惹きつけることのできる人は、文章を書いているというよりは会話を文字に起こしているだけなのです。

伝えたい言葉を後ろに持っていき、それを会話調にすると、先ほどの珈琲を飲みにいった報告はこう変わります。

「飲みに行ってきた。香りのいい珈琲をね」

言葉としては、先ほどの報告よりも不自然になります。しかし「香りのいい珈琲」 にパワーが出ます。

これは日常的に意識して練習してみてください。 何でもない毎日にちょっとずつ変化が出てくるかも知れません。

「今日行かない?ラーメン食べに!」

「ずっと欲しかったんだよね!iphone!」

「来週誘っていい?デートに!」

何でもないこの日常的な会話でも、ちょっと順番を入れかえるだけで、相手に与える印象はかなり変わってくるはずです。これを記事タイトルにも使ってください。

僕はかなりのドラマ好きなのですが、「空飛ぶ広報室」というドラマがあります。

綾野剛さんと新垣結衣さんが主演のドラマです。ぜひ、このドラマを見て欲しいのですが、綾野剛さん演じる空井大祐は、ちょっと人と話す順番が違うのです (笑)

その「変」に新垣結衣さん演じる稲葉リカさんが惑わされ、やがて恋に落ちていきます。空井大祐が意図的にそうしているかどうかは分かりませんが結果として、あんなに可愛い子を虜にしてしまうほど、順序は大事です(笑)

言葉という意味以外でも、とってもいいドラマなのでぜひ見てください。

強い文章を作るテクニック 1

伝えたい言葉を文章の一番最後に持ってくる

ここからは、テクニック 1 の上級編になります。

まず伝えたい言葉を後ろに持っていきます。そして、その言葉の前にそれと反対語、もしくは類義語を持ってくると、さらに言葉にパワーを増し、とてつもない破壊力を持ちます。

時に人を感動させ涙させるほどの力にもなります。このテクニックでもっとも有名なフレーズがこれです。

「これは私の勝利じゃない。あなたの勝利だ」

これはバラク・オバマ⽒の大統領就任演説での一言。この言葉に多くの⽶国⺠が涙しました。

もともとオバマ大統領が言いたかったことは「この選挙での勝利は皆さんの勝利だ」ということでした。

それを演説ライターのジョン・ファブロー⽒が法則にのっとり作り替えたと思われます。

まずテクニック 1 に則り「あなたの勝利」という言葉を一番後ろに持っていきました。ここからがテクニック 2 ですが、「あなたの勝利」の反対語、もしくは類似語をその前に持ってきます。

「あなたの勝利」の反対語は「私の勝利」となりますので、あとは適当にこの二つの文面を繋ぎ合わせるだけです。

すると… 「これは私の勝利じゃない。あなたの勝利だ」となります。 この法則で言えばこんな文面でも良かったはずです。選挙で戦ったマケイン⽒を使って…

「マケインが負けたんじゃない。君たちが勝ったんだ」

「これからアメリカは勝つ。君たちが勝ったようにね」

僕がオバマ⽒のライターであればこんな文章を作っていたかも知れません。 あなたも、次回の総裁選を見据えて、自分がライターになったつもりで言葉を作ってみましょう。

法則さえ知っていればいくらでも作れます(笑)

例えば、⻑年続いた自⺠党政権を破り、新党日本という新たな政党が過半数を取ったとしましょう。代表はあなたです。つまり次期総理大臣です(笑)

さあ、就任演説でどんな言葉を言えばいいでしょうか?オーソドックスに法則を使うならこうなります。

「これは私達の勝利じゃない。あなたの勝利だ」

これだとオバマ⽒の演説を覚えている人から「パクリだろ」と言われる恐れがあります(笑)そこで、まずは、もっとも国⺠に伝えたい言葉を考えましょう。

「ここから日本は変わる」 これを伝えたいと思うなら、この言葉を一番後ろに持っていき、その前に反対語か、それに似た言葉を合わせましょう。

すると…

「変わるのは政権じゃない。あなたたちの生活です」

「政権は変わった。今度は日本が変わる番だ」

こんな感じになるのではないでしょうか。法則さえ知っていれば、どんどん言葉が出てきます。実際に、自分でもやってみると簡単なことに気が付きますので、 ぜひやってみてください。

日本や世界には現代にも引き継がれている数々の名 言があります。また名言製造機と言われる日本の漫画にも多くの言葉が残されています。

中でも、僕がもっとも好きな言葉が実業家の高橋歩さんのこの言葉…

「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」

この言葉も、テクニック 2 から出来上がっていることがよく分かります。

他にもいくつかの名言を見てみましょう。

「倍返しじゃない。10 倍返しだ」
ドラマ半沢直樹より

「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
ホンダ技研工業創始者、本田宗一郎

「夢は近づくと目標に変わる」
元 NY ヤンキースイチロー選手

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ」
ドラマ踊る大捜査線より

「私は正義の味方じゃないの。悪の敵よ」
アニメ偽物語より

「明日から頑張るんじゃない。今日だけ頑張るんだ」
マンガ、カイジより

「お前のためにチームがあるんじゃない。チームのためにお前がいるんだ」
漫画スラムダンクより

「正直が一番だと子どもたちに教える前に、正直な世界を築く必要があると思う」
バーナード・ショー

「できないことに気を取られずに、できることをやりなさい」
ジョン・ウッデン

「生きるとは呼吸することではない。行動することだ」
ジャック・ルソー

日本の名言はもちろん、海外の名言でも、この法則が使われていることに気付くことが出来ます。

つまり言葉・文章の法則というのは国境を越えるということでもあります。そして古くから使われていたということにも気づきます。

この法則は国を越え、時代を越え使われている最強の法則と言ってもいいでしょう。

強い文章を作るテクニック 2
伝えたい言葉を文章の一番最後に持ってくる
そして、その前に伝えたい言葉の反対語、
もしくは類義語をもってきて適当に繋げる。

次回も、もう少し文章テクニックを紹介しますが今日はこの辺で!

ではまた★

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