オランダで頑なな人、の割合高し
自分は、というとこだわりが強くあまり融通が効かないのではないか、と思っていましたが、こだわりが強いことは悪い事ではない、それが人にとって悪い印象を与えなければ、って事を感じた本日。
というのもですね、お店に買い物に行きました。
ちょっと新規のお店に必要なものを買いに行ったのですけど(某リンゴの所)そこの店員さんの態度・・・。
結構日本でも同じタイプの人達が(そのお店は)いる印象・・・。
若い人が対応してくれたのですが、最初から私はオランダ語で話しているのに、対応がずっと英語・・・。
私も向こうが英語なら英語にすればいいと思うのですが、私も私で頑なだからずっとオランダ語・・・。
よく話せるなぁ!(お互い)
英語の店員さんも時々”Sorry?(なんて言ったの?)”って聞き返すから、そこで英語にすれば良いのだけど、英語、もはやわからないからね・・・。
だから私もオランダ語でもう一度伝えると、”ああ!なるほど。それはですね〜・・・”
って流暢な英語でたっぷり説明してくれる。
頑な!
変な店員と客だよ・・・。
どちらかがどちらかに折れないのね・・・。
でも無事に必要なものを手に入れて、その時に急にちょっと面白くなってきてしまって。
日本だとないけれど、オランダだと結構あるね
日本にいた時は譲るタイプだったからかもしれないけれど、オランダに来てからというもの『そこは譲りません』という場面の多い事。
それが習慣になってきた。
そもそもこちらに来てからその部分が日々鍛えられている感じがする。
もともと譲れない性格なもんだから、こちらに来てきゅうりを食べる河童のごとく(なんだそりゃ)譲らない、譲らない・・・。
どちらが自分らしいか、と言われれば、小さい頃には絶対譲らない日々ばかりだったので(テコでも動かない子だった)もしかしたら今の方が自分らしいのかも知れません。
本日は恵みの雨…で、カラスちゃんも雨宿り✨↓
------これだけ近づいても動かない↓
どちらかが譲る=どちらかが折れる
という構図が全然ない世界・・・。
世界って広いなぁ・・・。
面白いなぁ・・・。
でも待って、この構図さえ頭の中に入れておけば、案外簡単に物事が進むのかな、って思ってきた。
どちらも譲らない=どちらも折れない
耐久レース?
はたまた頑張り大会??
とにかく、自己主張さえしていれば話は尽きない、お互いに。
それが平等(?)
そうそう、何というか、こちらの人と話していると、スッキリするのは耐久レース、よく頑張った!って自分で自分を認められるからかも知れない。
でも、たとえ進路変更したとしてもそれはそれで面白い道が開ける。
その後贔屓のパン屋さんへ
いつも頑なにそこで買うパンや品物が決まっているし、私は必ずレシートをもらうものだから結構店員さんも覚えていてくれて『今日はどうします?』って(挨拶言葉:お客さんみんなに言う)言われて(今日はちょっと違うの買ってみようかな)って気分だったものだから、
初めての試みの茶色いパン(いつもは白。も、買ったけど)を注文したら、目を大きくしてびっくりしていた。
で、終わろうとしたら
『カプチーノもでしょ?』って言われて、え?って言ったら、
『カプチーノも要るでしょ?』ってもう準備始めていた。
笑う〜。
そうなんです、いつもカプチーノばかり買っているんです!
(あなたはカプチーノ必要な人ですよね?案件)
いや、頑な〜!
もう笑っちゃったけれど、そうね、そういった進路変更もありよね。
ここは私が折れて良いところよね。
美味しいカプチーノを淹れてもらって、最後に「レシートも欲しいんだよね」って店員さんに言ったら『あっそうだった!』って慌てて出してくれた。
ごめんね、頑なで。
そもそもそういった事が自己主張なので、それがたくさん出来てくると自分の世界が確立されていくのかな、って感じた本日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?