他者からのフィードバックで気がつくこと。

自分のことは一番自分がわからない。

どうしたいかは分かっても、特性や向いていること、感性などは他者からのフィードバックで気がつくことが多いのだ。

小学生、中学生、高校生と学級委員や委員会などは全部スルーしてきた。人前に立って何かをする。ことが自分にはとても向いていると思えなかったし、そもそもやりたいとも思っていなかった。

ところが、短期大学に入りアルバイトを始めると、なぜかどんどん人を教える立場に押し上げられた。そしてイベントのマネジメントを任せていただいたり、誕生日会の人員配置やパーティーの内容なども企画・実行するようになった。バイト期間が終わり就職後も、チームマネジメントをする傍ら、課の宴会部長として、各所に連絡を取り宴会を取り仕切るという大役(笑)を任されていた。

いや、私そんなタイプじゃないのに、と思っていたのは私だけでやり始めるとするすると物事がうまくいく。すごく努力しなくても楽しみながら成果が出せるポジションに気がつけたのは、紛れもなくバイト時代の上司のおかげで、会社員時代の上司のおかげなのだ。

自分のことは一番自分がわからないし、誰かにやってみたら?できるんじゃない?言われたことは一度試してみる価値がある。と思えるようになったのも上記のような経験のおかげ。

自分だけだったら、きっといつも部屋の隅っこにいてコツコツと仕事をしている人だっただろう。周りの言うことは存外当たっているものなのだ。

人は、自分にないものは目につくもの。目の前の人が持っている素敵な「強み」意外と本人は気がついてないかも知れないよ。

自分も、目の前のあの人もね。

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