採卵後に感じていること


採卵後からは、しばらく、便秘が続き、お腹の張り、ときどきお腹が痛くなった。採卵の大変さを痛感する。採卵、あと何回くらいやるんだろう。

自分が体外受精なんてやるとは1mmも想像していなかったけど(まだ移植もしてないけど)

自然妊娠ができくなくても、子供を出産できる可能性をもてること(さらに医療は進歩し続けている)、制限はあれど保険適用で治療を受けられること、社会は不妊治療をサポートする風潮にあること、本当に感謝だな。恵まれてる。今の時代に生まれて良かったと思う。

自宅からも職場からも通院しやすいクリニックがある。通院先のクリニックの先生や看護師さんはみんな優しい。職場の上司も休みのサポートをしてくれる。

心身の負担はあるけれど、先人たちは、もっともっと、想像もできないくらい苦労してきた。先人たちのおかげで、今がある。
(もちろん、今、すごく苦しい思いをしている人もいる)

不妊期間含め、自然妊娠できない自分や、妊娠したり子を持つ人達を見て悲しくなったり羨んだり、妬んだり、その感情はマイナスであり続けたけど、
不妊治療をはじめて、体外受精にステップアップして、勉強していくうちに、今の環境に感謝する気持ちが生まれてきた。

もちろん、これから、不安定になったり絶望を感じることもあるかもしれないけれど、今のこの思いを大事にしたい。忘れないようにしたい。

移植もしていないし、今後どうなるかわからないけれど、できることを精一杯やって、それでも自然妊娠で子供が授かれなかったとしても、自分(たち)の宿命だと思って受け入れよう。

子どもを産むことと育てることは別々に考えることもできる。

治療が進んていったとき、その時その時でどんな選択をするかわからないけれど、叶えられない自分を不幸に思うのではなくて、叶えられなくても幸せになる道を考えていきたい。

頑張ろう。

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