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身体の硬さの話


不必要なものなんてない

身体の『硬さ』は悪!柔らかい方が良い!
そう言うんですけど、臨床を通り抜けると、少し考えが変わります。

インナーマッスルは姿勢維持筋です。
アウターマッスルは関節を動かす筋肉です。
インナーが弱いままだと姿勢を維持できなくなります。
そうはなるまいとアウターが頑張ります。
それが身体を硬くします。
この場合、それによって身体が守られるため、
『硬さ』は『必要』という事になります。

インナーが強いとアウターが頑張る必要がなくなります。
硬くなる必要がなくなるという事です。
結果、関節可動域が広がります。

『硬さ』は必要悪である場合が往々にしてあるという事です。

ストレッチに入る前に

このお話をしたのは、ストレッチでもケガをするという事を言いたかったからです。
インナーが弱い状態でアウターに必要以上のストレッチをかけると、インナー側が破綻する事が結構あります。
インナー側が破綻すれば、アウターは更なる負荷がかかり、更に身体が硬くなるという悪循環を招きます。
僕が昔、治療で失敗したのは、そのパターンが無茶苦茶多かったのです。柔らかくしたいからと言って、アウター側だけにアプローチをかけるのは危険です。

しかし、今後まとめるのは…
運動前に70%の可動域だとすれば100%にするためのウォーミングアップ用のアウターへのストレッチです。
運動前に100%以上にするためのストレッチではありません。

何故、100%以上にするためのストレッチを書かないか。。。
それは僕が今まだ勉強中だからです!

僕はびっくりするほど身体が硬いんです。
この前、腰を痛めて、更に硬くなりました。
こんな硬いオッサンがインナーがどうこう言うても何の説得力もない。
僕の180度開脚日記もやってみたい企画です。

『オッサンの180度開脚』
…この字面だけで吐き気が。。。

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