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10月18日(水)

7時起床、保育園も仕事も休みの日。

朝、母に動画を送った。あいさつから始まり、今日の予定とか、息子の様子とか、そんなことを一方的に話す短い動画。なにかしたいけど、何していいか分からない。様子が気になってlineをするけど、返事は返ってこない。でも何か繋がっていたくて、動画を送ることにした。
動画に返事はなくていい、ラジオみたいな、テレビみたいな、そんな感じに思ってくれればいいからね、とも伝えた。『お母さんのこと忘れてないよ、一人じゃないよ』と、伝わったらいいなと思う。

10時にAからおすすめされた病院に息子を連れて行った。おじいちゃん先生で、話し方も聞き方もゆっくり丁寧、感動した。子供のことはすべが初めてで、不安ばっかりだ。話しを聞いてくれると、それだけで安心する。みんながこんな先生なら良いのに、と思う。今まで飲んでいた薬は、なくなったら飲まなくてもいいよと言われホッとした。アレルギー反応についても、こんな感じなら心配しなくていい、これはダメ、と細かく教えてくれた。

昼ごはんはスーパーで買って公園で食べた。家で昼ご飯をたべることは、なんとなく避けてしまう。心休まらない気がする。
外で食べるのは気持ちが良かった。10月も後半になり気温もちょうどいい、木陰で食べたからほどよく太陽の光が届いている。
「かあちゃん、しあわせだねぇ」と、息子が言った。いやーほんとだね、激しく共感。

息子は唐揚げを食べていた。お箸に唐揚げをぶっさして、うろうろしている。動物の形をした遊具にその唐揚げを向け「お名前は?」と聞いていて笑った。マイクにしとる。というか、まず座って食べてほしい。

お昼後、うろうろしていた息子が
「かあちゃん!!み!!」と言うので「み?なんだ?」と思い近寄ると、赤い何かの『実』だった。音だけ聞くとよくわからないな…っていうか「み」って…なんか呼び捨てみたいな、なんだろう、違和感。その『み』は、アリさんの巣の前に「どーぞ」と差し出されていた。それも大量に。s家の入口が塞がれてしまったので、息子の見てないところで少し端によけた。


15時、義母の往診。訪問看護があるので私も立ち会った。先生と話しをする。義母がこの先生をあまり好きではないことは知っていた。すでに顔から生気が消えている、義母も隠せないらしい。先生には伝わっていない様子。

夕飯の時間。息子は蒸かした小さめ人参を1本食べた。
今日もレゴで遊んだ。でも、おままごとの道具として使う。お皿やコップを用意して、その中にブロックを入れる。
「これはかーちゃんのコーヒー、これはぼくの。これはぼくの、これはぼくの、これはぼくの…」
ほとんど自分のやないか。
かーちゃんもこれ食べたい!というと、分け与えてくれた。クリームご飯て言ってた、シチューのことか?

最近、かーちゃん愛が止まらない息子の距離が近い。物理的な距離が近い。キスしそうなくらい近くて、ドギマギする。私を見る目が優しすぎて見ていられない。恥ずかしい。嫌われるよりいいけどそんなに見つめないで…!!と結構本気で思ってる。それを夫に話すと笑っていた。

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