年賀状が届かない今日
よく聞く『年賀状のノルマ』って
自腹営業、またの名を自爆営業
『郵便員には年賀状の販売ノルマがある』
と、まことしやかに囁かれていた噂。
これは実話でしたが、ノルマ未達の場合は自腹で買い取るという行為が問題となり、2019年よりノルマが廃止となりました。
(個人のノルマは無いが、局や地域ブロックではあるようですが…)
ま、無理もないですね。
これだけ労働に騒がれている近年、そりゃ廃止になって当たり前ですわ。
但し、これはあくまで表向きなようで…
ソースは『個人的に聞いた話』ですが、そのヤバすぎる実態(今もやっているかは知りませんが)について、まとめてみました!
①ノルマ目標がアホすぎる
地域や局、または時代によって異なるでしょうが
社員1人あたりのノルマが『約1万枚』だそうです。
企業や政治家を相手していれば、まぁ…という目標らしいです。
しかし、当然年賀状の営業だけしていればいいわけではなく、年末年始に向けて業務が増えていく中で求められるため、かなりキツいとのこと。
②ノルマは内勤やバイトにも課せられる
普段客と接しない内勤や、ただのバイトにも社員ほどではないにせよノルマを課せられるそうです。(数千枚/人)
これ特にゾッとしました。
内勤やバイトということは、たくさん買ってくれる『太客』を持っていないということです。
どこの一般家庭が何百枚も年賀状出すんや…
③年賀状以外にもノルマあり
年中ノルマがあったそうで、カタログ商品や記念切手など…
年賀状ノルマだけは一般にも知れ渡っているが、実は年中ノルマに追われているんですよ、と乾いた笑みで語っていたことが忘れられません。
年賀状以上に『誰が買うんだよ…』的な思いでしょう。
④ノルマ未達は吊るし上げ
未達者には厳しい𠮟責と罵声が浴びせられるとのこと。
これが辛くて自爆していく人が多かったそうです。
廃れゆく文化、というか廃れるべき文化
『年賀状を送らない』という人も年々増加している現状。
携帯の普及率もほぼ100%ですし、すぐ消えることは無いでしょうが、このまま下火になっていくことでしょう。
そもそも運び手も人手不足、物流業界も2024年問題に直面する中、これを今まで通りやろうとするのがナンセンスというか…。
まぁ『じゃあ辞めます』と言えませんし、心中お察し状態です。
今日(1/2)は年賀状が届きませんが、郵便員の皆様にとっては心の安息日でしょう。
会社で年賀状を出す雰囲気が残っているようなところもなかなか…ですね。
こういうのは、やりたい人だけやればいいんです。
強制されてやるようなものではありません。
ちなみに私が前いた会社では、フロア毎に文化が分かれていて
・全員出さない(やりたい人だけやる)
・一定の役職以上ではやり取りあり
でした。
うーん、これはクソ文化!
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