【オーストリア旅行】7日目 Wiener Philharmoniker 【ウィーン】
もう一つの旅の目的は、いや、こっちがメインか。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを本場のウィーンで聞くこと。そのために旅のスケジュールを組んだ。
Wiener Konzerthaus
ウィーン・フィルのコンサートはコンツェルトハウスで行われた。楽友協会とコンツェルトハウスというウィーンの代表的なコンサートホールに行くことができたのは幸運。オペラ座に行ったとしたらコンプリートだ。
最初の演奏がリゲッティの「アトモスフェール」という作品で、初めて聞く+独特な音でとても印象に残った。映画「2001年宇宙の旅」で使われたとのことで納得。なんかこう……地上の日常ではないことを想像するのにぴったりというか。
おかしかったのが、演奏が終わるか終わらないか、たぶん最後の音の余韻が残っている時に、誰かのApple Watchの「iPhoneを探す」音が鳴って、観客も指揮者も爆笑。私も最初は「え?!」と思ったけど、指揮者が笑っているし絶妙なタイミングだったので笑ってしまった。
その後、シベリウスのバイオリン協奏曲、シューマンの交響曲第2番を演奏して、アンコール無しで幕を閉じた。バイオリンのソリストの方、凄かったなぁ。
と、ここまで書いて1日過ぎてしまった。時が過ぎるのは早い。早すぎる。時計を止めたい。
カフェのはしご
コンサートが終わると急にお腹が空いてきたので、お目当てのカフェに行くことに。カフェセントラルに着くと長蛇の列が出来ていたのだけど、私は1人だったので待たずに入れた。ラッキー☆
ウィーナーシュニッツェルは見た目大きいけど、肉を薄く伸ばしてあるのでぺろりと平らげた。ラズベリーソースが合うのが不思議だけど、これが美味しいのよね。
一週間経つと緊張も解けて食欲が戻ってきたので、カフェセントラルを出て、次はカフェラントマンへ。デザートは別腹なのでアプフェルシュトゥルーデルにバニラアイスとホイップまで付けるという食いしん坊ぶり。
後悔のないように食べておかないと。
旅でも一人行動
私は日本では夕食は早めに食べるか、ランチとお茶(デザート)をしたら夜は食べない。オーストリアに来ても一人旅では量も時間も自分のペースで食べられるので、その点は日本と変わらない。食事の写真が少ないのはそのためだ。
夕食は誰かと食べると旅の楽しさが倍増するんだろうけど、朝から夜までずっと一緒に行動するのは避けたいなぁ。だってそれぞれ行きたい所や見たいものが違うから。部屋も別々がいいし。
昔、旅好きの友達が「海外でも現地集合、現地解散がいい。夕食だけ一緒であとは別行動がいい」と言っていたのを思い出す。それ賛成。こういう自立した人となら旅してもいいんだけど、「何でも一緒♡」な人だと疲れるかも。
ああ、こうしてどんどん一人で何でもできるようになっていくのは良いことなのか悪いことなのか。一緒にトイレ行こう的な人とは決して旅行はしないな。頼られるのは嫌ではないけど、その人の分まで背負えないのよ。まず自分でやってみてと思う私は冷たいのかしら。
さあ、忘れないうちに8日目も書かねば〜