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NPO法人の財務諸表の財務分析をやっているのだ

押し付けられたわけでなく、気になったから、コロナ前後のNPOの財政状況の変化を調べているんだけど、
それ以上にワキのことが気になってしまう。

・NPO法人会計基準の導入度は自然と上がっていくはずなのに、なぜ新設団体でも昔の収支計算書を採用する?

・活動決算書、じゃなくて、活動計算書(複数あり)

・注記があるのはレア(なんじゃない?)

・比較可能性を目指していたのに、なぜそこで独自演技が入る?

・収支計算書の他、公益法人会計っぽいものが混ざっている。予算・決算対比、前期・当期対比などが特徴的。医療関係に多い?

・ときどき、固定負債に「退職給付引当金」を計上しているところがある。どういう計算になっているか、相当額の資金をためて管理しているか、などは気になる。

・体感的に、収支計算書でやっているところの4~5割は計算式がおかしい。
ー収支計算書と貸借対照表の次期繰越正味財産額の不一致
ー次期繰越収支差額ってどこの範囲設定?資金の範囲と次期繰越収支差額の一致が確認できない
ーB/Sと無理やり合わせるために計算式を壊して入力しているとしか思えないものが見受けられる
ー正味財産増減の部が難解すぎるためか、ほとんど意味を成す数字が入っていない

⇒チェックリストつくって、○か×かを判定できるようにする
⇒活動計算書の方が簡単だから、活動計算書に移行を促す
ということをやる必要があるのでは?

・事業報告書から、理事会・総会がオンラインかリアルかを抽出してみたい

なんてことを考えております。

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