じわっとくる「きみのお金は誰のため」Audible
引き続き、Audible。先週の決算で顧客訪問のための移動が多いときに聞いていました(耳に集中したため、電車の乗り換えを間違えたこともしばしば・・・)。
ドラマ化してほしい~~~というのもあるが、
私が一番印象に残ったのは
「無駄に人材を使うのは社会への罪」
というところ。
組織を経営している人と考える場面が多かったり、
地震が組織を経営している立場として、ずど~んときた。
わたしの経営する組織の意味、
「無駄に人材を使う」ことになっていないか、このひとがここにいるのが総体として一番いいのか?
突き付けられます。
なんとなく組織を続けているのであれば、そこに拘束している人を解放したほうがいいんじゃない?
早期にNPO法人を解散して、そこにいた人たちが次のステージで活躍しているのを見るにつけて感じるところがあり、響きます。それって悪いことじゃない。
*****
本書においては、主人公が持っている人を「ずるい」ということに対して、周りが向き合っていく場面が秀逸でした。それで私自身がすべて納得できたわけではないが、その点についてスルーするのではなく向き合うという姿勢自体に救われた。
最後に、いろいろなことがつながってくるところまで、楽しめます。
でも映像化されちゃうと、あからさまでおもしろくなくなっちゃうかも。
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