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なぜ君は、取引先に立替者の名前を書くのか

NPO決算相談、絶賛実施中。
税理士事務所で顧問契約をしている場合は、決算書まで作成代行。
その他の場合は単発相談をしている。

いつも不思議に思うのは、
会計データ入力の取引先に、立て替えたスタッフの名前と、内容のみを書く人。実際の支払先や領収証の日付はなぜか書かないのか?

私は消費税の試験勉強をしたときに帳簿の記載事項を叩き込まれた。
したがって、
取引を行った年月日
内容
金額
相手方の氏名または名称
を書きやがれ、おりゃー、というのが常識だと思っていた。

なんだけど、実務を見ているとそれがなかなかできていないんだよね。

消費税のインボイス制度が始まると、
ウチが消費税の納税義務者で、本則課税で計算されている場合は、
取引先がインボイス登録しているかどうかが税額計算に影響する重要項目になる。立て替えた人は、ショージキ、どうでもいい。

だから、インボイス制度開始を機に、相手方の氏名又は名称を書くことが定着するといいなと思っているし、そういう説明をしていくつもりではある。

といいつつ、福祉事業者を中心に、免税事業者、課税事業者であっても簡易課税が多いため、やり方を変えていく理由としては弱いんだよなあ。でもさ、それでいいのかなって思うわけよ。

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