社会課題の解決は、NPOの専売特許ではないという話~私の推し活・ゴミ屋敷
ゴミ屋敷を片付ける動画を淡々と見続ける・・・
わたし、疲れているとゴミ屋敷を片付けるYouTube動画を延々と見続けてしまいます。そのなかで最近であったのが、ゴミ屋敷パートナーズさん。社長さんが顔出し・キャラ出しですすめていく番組。え~~~~っというおうちが、どんどん片付いていく様は爽快です。
ゴミ屋敷になるには理由があるがそれは特別なことではない
毎回、様々な背景があるのだろうが、本当にすさまじいゴミの量に圧倒される。まず、どうやってごみを運び入れたのだろうかと疑問になる。ここに積むまで溜めるか?と、モノが増えることが嫌いな私は思うのだが、生活リズム・ゴミ収集スケジュールなどから、ゴミ出しをうまくできない生活があるということも知ることになった。
やっていることは生活の立て直しのNoスティグマ
ゴミ屋敷を創造してしまったひとを責めることがないから、安心してみていられる。いったんきれいにして、生活をリセットして、次に踏み出してほしい・踏み出せる。そんなやさしさがある。
まあまあお金はかかるが、ゴミ屋敷に家賃を払い続けるのであれば、いったんきれいにして家賃負担がなくなるだけでも長い目で見たら元は取れる。
YouTube収益を活用し、支払が難しい方のお片付けも請け負う
障害を持っていて片づけるのが苦手、その日暮らしでまとまったお金がない方のお片付けの回もあった。これにはYouTubeの収益を充てているとのこと。
可能なものはリユースや海外協力に回す
動画を見ていると、海外に送るものの箱、リサイクルショップ等に売って換金して請負価格から控除するといったことがみてとれる。できる限りの環境配慮をしている様子がうかがえる。
仕事って、もともと社会貢献活動だったんだなと思いだす
私が仕事をするようになったのは新自由主義の風が強かったころだから、とにかく企業は設けるものを第一にするものだ(そうしないぬるいとこはやられる)という空気感であった。最近は、ビジネスにおいても環境配慮・人権配慮が当たり前になってきている。そういう難しい話でなく、自分たちの技術を社会の中でどう生かすか、誰のどんな場面の役に立つのか、そういう素朴なところから始めて、でも生計を成り立たせるやりかた。
対価を払えないからしかたない、ではない、ビジネスのなかで支払い能力に合わせて業務を組み立てている、しかも事業所をどんどん拡大しているところが面白い。ということで、私の推しはこちらでした。
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