見出し画像

Audible『ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記』


3連休に聞いたAudible。
ウクライナ在住の少女が
おばあちゃんの家でたまたま見つけた本、みたこともない文字。
これが「日本語」と知り、読めるようになるために勉強を始める。
日本語を教えてくれる教室に通う、平穏な日々。
日本文化(別で入手した情報によると、文豪ストレイドッグスだったらしい)から、太宰治の本を取り寄せて読む。

そこに突然、戦争がやってくる。
母は本を売ってくれた日本人と連絡を取り、
身元請負を依頼し、主人公を日本へ送る。
その途中でコロナに罹患するなど、大変な目に合う。
主人公は今は日本でバイトをしながら、日々のことに感謝しながら暮らしている。
*****

一人の少女から見た戦争がはじまるということ、
そこから逃げること、
いつ死ぬかもしれないとおびえなくてもいい日々への感謝。
その様な描写が印象に残った。

しかし、これに感想を書くとなると難しい。
たぶん書けなかったこと・書かなかったこと
もたくさんあるだろう。
とはいえ、勝手に著者の気持ちを推し量ってなにか書くのは違う気がする。

ノンフィクションだけに、読んだ本にどう向き合うかがわからなくなってしまった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?