見出し画像

監事卒業~型をつくって次につなげる

4年間の任期終了に伴い、一般社団法人の監事から卒業

4年前に大型助成金をとることを考えて、定款変更・監事設置。
初めての監事ということで、定款や一般法を見ながら、組織運営や会計について規定通りにできているかを確認するところからスタートしました。

毎年の監査報告は、監査報告と監査実施時のメモを作成し、次年度改善すべき点をお伝えするようにしてきました。

4年たって型ができてきたので、信頼できる方にバトンタッチしました。

非営利組織の監事不足をなんとかしたくて

非営利組織は監事を設置していることが多いが、きちんと機能しているのかは心もとない。が、監査の専門家でない私が監事不足をどうにかしていくというのは荷が重すぎる。そこから、まずは自分が1期or2期やってみて監査の時にやることをみえる化し、それを次につなげていくということを思いついた。
・監査時に準備するものを明確にする
・法令・定款通りに総会・理事会は運営されているか
・会計処理の流れ、現預金の実地調査
・財務諸表の表示は適正か

こうやって書くと難しく見えるかもしれないが、2~3回やっていると相手もこちらも慣れてくる。最低限の不正がないかのチェックできる(しないよりはまし)。

というものの、これをやるがわかっているのは、「これしかやらない」になってしまいがち。そこは懸念している。

人が変われば違う目で見る

監査時のメモや監査報告は渡してある。来年の監事は、これをもとに独自性を入れていけばいい。最低限やること+その時々で注意すべきこと。こうやってノウハウを蓄積していくことが習慣化するとよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?