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堰が切れた日

疲れていても、がんばっていた。
が、さすがに溜まっていたものの限界で、堰が崩壊。
今は家に帰って、気付け薬を飲んだくれている。

人に危害を加えると、後日マイナスのリターンが来るから、とにかく人と会わないようにするのが消極的生存戦略。

丁寧に、プライドを持って仕事をやっている
それなのに、

外出しした仕事の確認、それってこれまでのやり取りの履歴を見れば判断できるでしょ。清書だけする係としてお金払ってるわけじゃないよね。

他人のミスを謝るというお仕事。
これも人件費出して外出ししている意味が・・・。何のためのチェック体制?

紙爆弾、というか添付ファイル爆弾。
これって私が全部見て判断しろということでしょうか?
プリントアウトしないと効率悪いとおもい対応したら、コピー用紙半束は使ったわ。

これで許される(って思っている)んだ。

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Audibleで『これは経費で落ちますか』を聴いた。
以前、ドラマか漫画で見た時は爽やかな恋愛ものと思ってみていた。

が、今回は組織内の「立場」で動く人の性癖を観察し、多くの人ってそういうものなのね、ふーん、という気持ちになった。

自分の立場、役割が明確。
これは私が決めることではない、ということには踏み込まない。
組織ってそういうものなんだろうね。

ゴールまで最短距離で行こうと思ったら、そこは私の領域でないとはよう言わないよね。何だけど、組織人して育ってきた人は、自分の立場という線引きを踏み越えることはしない。お互いがその線引きに乗っかった上で、多少は個性という幅を持った上で振る舞う。

私はパートだから、正職員じゃないから、そういう理由をつけて責任を持たない、取らない動き方が普通なのかもしれない。じゃあ、その中で、自分を消耗させないで振る舞うにはどうしたら良いのか、相手は自分と違う生き物と認識した上で、どう振り付けましょうかね。

・・・・・
私は「組織」で働いた経験がない。
役割は不明瞭、自分が最後まで責任取るつもりでやらないと、後でどうせえらい目に遭うのは自分という環境しか知らない。

今思えば、たいした給料やポジションをもらっていたわけではないので、逃げればよかった。でも、就職氷河期の悲哀で、「こんな私を拾ってくれたからありがたい」「ここで働けなかったら、もう仕事させてもらえるところがない」と思い込んでいた。

なのに、今は人を雇う側になってしまった。しかも労働力不足で、雇う側の立場が弱い。本当にそんな役回り。でも生きていくためには働かなくてはならない。

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