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20231007 「生きるとは、自分の物語をつくること」を読んで

今日の調子(±5段階評価)
身体→−1
心→−1

大人しく過ごす休日

昨日の夜から顔が痒みだし、朝起きたら
真っ赤に腫れていた。
もともとアレルギーでアトピー体質のため
時々こういう事がある。
痛いのも辛いけど痒いのも辛い。


以前、皮膚科でもらった塗り薬を使った
けれど痒みが治らず、アレルギーの飲み薬を
飲んだらようやく治った。
抗アレルギー薬は、今飲んでいる薬と
飲み合わせはあまり気にしなくて良いと
以前先生に聞いていたので安心。


今日は夫が仕事を持ち帰ってきていて
半日以上は1人の時間を過ごした。
本が読める日だったから、来週には返却
しないといけない図書館から借りてきた
ものを読んだ。


印象に残った言葉があったので覚え書き。

人は生きていく上で難しい現実をどうやって受け入れていくかということに直面した時に、それをありのままの形では到底受け入れがたいので、自分の心の形に合うように、その人なりに現実を物語化して記憶にしていくという作業を、必ずやっていると思うんです。
(中略)
臨床心理のお仕事は、自分なりの物語を作れない人を、作れるように手助けをすることだというふうに私は思っています。
そして小説家が書けなくなった時に、どうしたら書けるのかともだえ苦しむのと、人が「どうやって生きていったらいいのかわからない」といって苦しむのとは、どこか通じ合うものがあるかと思うのですが、いかがでしょうか。

「生きるとは、自分の物語をつくること」より抜粋

こちらは心理学者の河合隼雄さんと
作家小川洋子さんとの対談をまとめた本。
上の言葉は小川さんが河合さんに投げかけた
言葉。

これを読んで、私が生きるのが苦しいのは
自分なりの物語がまだ作れていない
のかも
しれないと思えた。


何十年も生きているけれど、自分の生き方が
しっくりと定まらず、心はいつもグラグラに
揺れている、そんな気がしている。


その答えが出てきた時に、何かスッと落ち
つけるような気がしている。
そのために出来ることはいろいろあるとは
思うけれど、ひとつは本を読むこと。
そんな風に思う。




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