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MY STORY ABOUT UVERworld SONGS:Vol.1「7th Trigger」

UVERworldの楽曲と自分の人生について書いてみようと思う。

どこまで続くかはわからないけど、書きたいことを自由に書き出す。

最初の1曲目に選んだのは「7th Trigger」だ。

この曲は、UVERworld の21枚目のシングル。 2012年3月28日にgr8!recordから発売された。後のアルバム『THE ONE』に収録される。

高校卒業目前に、、、

あの頃の僕は、高校3年生だった。
卒業式もすでに終わっていたが、進路は決まっていなかった。
大学受験は全て不合格だった。

今となったら贅沢な悩みだったと思うが、大学進学を目指していた僕は浪人が決まっていた。ただし、予備校へ行くか、自宅浪人をするかで迷い悩んでいた。

正直なところ、予備校には行きたくなかった。

順風満帆だった中学校時代。地元の中でも有数の進学校に合格し、自信満々で入学した。しかし、高校1年生の夏頃には、ある種のバーンアウト状態になった。勉強に、部活動、文武両道を謳う校風になんとかくらいついていこうといたが、自分のキャパシティをオーバーしていた。

その後の2年間はまたどこかで書くかもしれないが、とにかく何とか高校卒業までたどり着き、ほっとしていた。だからこそ、予備校という、また違う学校へ行くことに抵抗があった。また、点数や評価のある世界に足を踏み入れる勇気が無かったのだ。

にも関わらず、一方で「自分ならできる」という気持ちはあり、自宅浪人をするという気持ちが強かった。

もちろん当時の担任教諭にも予備校を進められた。親にも、同様に。
蛇足だが、高校で最も苦手だった物理担当の教諭には、「お前には、自宅浪人は絶対無理だ」とも言われた。

物理の担当教諭にいちいち報告する義理はなかったのだが、なぜか自宅浪人すると宣言しに行ってしまった。3月下旬のその日、そんな言葉を放たれて、半ば放心状態でチャリを漕いで帰ったことを今も覚えている。

「決めたなら行けよ」

周りの浪人をする友人は、全員予備校を決めていった。
でも、僕は自宅浪人への思いを捨てなかった。
担任教諭たちに宣言しに行く決め手になったのが、『7th Trigger』だった。

当時、夜にYouTubeにアップされていたPVに出会い、楽曲名通りに心をぶち抜かれた思いだった。

『決めたなら行けよ
お前だって
此処で終わってたまるか
そう思っているんだろう
自分で選べよ
全部選べよ
突き抜ける覚悟も
敗れてく覚悟も』

当時見たPVには、映像の中に歌詞が入っていいた。
突き抜ける覚悟、敗れてく覚悟。
両方を捉える歌詞に胸が熱くなった。

あの頃、この曲だけが自分の気持ちを代弁してくれていたと心底思った。

そして、先の経過を経て、4月から自宅浪人がスタートした。

It's time now

その後どういう道を進んでいったかはまたどこかで。
自分のターニングポイントとなる時に出会ったこの楽曲は、今もなお色褪せることはない。
人生は選択の連続だ。
強い思いで人生を切り開いていこうとする全ての人に響く。

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