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【けんかをやめて〜二人をとめて〜】

"私のために争わないで〜"と続けば、
1980年代アイドル河合奈保子ちゃんのヒット曲になるわけだが…

違うのだ、かつてのヒット曲の話ではない。
夜道の出来事…なのである。

暗く細い人通りの少ない道で、主張し合う初老以上の男性と20代と思われる男性の声!
近づくと暗がりに自転車と軽自動車が停車…
その横に声の主二人の御仁が言い争っている。
年上の男性は若い男性に何とか謝らせようとしている。
「謝り」の文言(セリフ)まで言い、何故こう言えないのか(謝れないのか)責める。
一方、若い男性も「いや、ちょっと待ってくださいよ、そちらの言い分はおかしいですよ。」と全く引かない。
双方、一歩も譲らない展開!

私は、その争いを横目にそのまま通り過ぎた。
…しかし、もしこのあと「何か」あって、新聞沙汰にでもなったら、どーする?この人通りの少ないところでは、目撃者もいないかもしれないじゃないか?もし「何か」あったら、私は見て見ぬふりをした事を後悔しまいか?
〜と心の声は語りかける。

引き返し、遠くからけんかのら動向を注視する。
どっちも譲らず、終わりそうにない…。

あ、派出所に行ってお巡りさんに知らせたら、いいんだ!
…あ、しかし、ここから若干距離がある…この間に「何か」あったらどーする?電話して警察に知らせよう!

スマホで最寄りの派出所の電話番号を調べる。
番号、わかった!
さ、かけるぞ!
…目の前に福岡県警のパトカーがサイレンを鳴らさず、通り過ぎる…

その男性二人の近くにパトカーは停車、中から警察官と刑事さん(制服でなくスーツだった)が降り、男性二人にちかづく。

誰かが通報してくれたか、あるいは当人たちが連絡したのか、永遠の謎だが(聞きに行くわけもいかず…)
兎にも角にも「事件」にはならなかった。
よかった…
私、お節介にも思わず、「どうなさいましたか?」と仲裁に入りたくなったりもしたが、そんな度胸もなく、せいぜい派出所の電話番号を調べるしか能がなかったが…。

師走!
気が立つ時期でもあろう。
しかし、声を大にして言いたい!
"けんかをやめて" 
見てるだけで、疲れるから…
心の中のBGMは"けんかをやめて"

師走の夜道での出来事…

#けんかをやめて #河合奈保子  
#事件

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