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【紙石鹸〜コロナ禍にリバイバル?】



景品にいただいていたのは、”紙石鹸”(Paper Soap)だった。

”紙石鹸”、昔々、子ども時代に流行ったよ、確か…?
小学校時代に女子の間で流行っていたような記憶がある。
いただいたときは、”紙石鹸”って、まだ存在するんだという驚きとそして、正直、ポケットティッシュの方が使い道があって良かったのにな・・といただいておきながら、そう思ってしまったことを告白しておく…。

しかし、何故、景品(商品)に”紙石鹸”が出てきたのかと考えてみれば、やはりコロナ禍の影響だろう。

今や、あらゆる場所にアルコール消毒液は設置されており、アルコールを含むウェットティッシュも今は問題なく手に入るようになった。(一時、払底した時はまるで悪夢のような日々だった。)
現在、衛生用品が十分にある状態の時、この"紙石鹸”がいるのか?といぶかしく思ったのが正直なところ…。

ところが、この”紙石鹸”、実際、携帯していると、何かと便利なのだ。

先ほどの繰り返しになるが、今や大抵の所は、洗面所に液状の石鹸があるし、消毒液もあり、ウェットティシュもある。

しかし、時として、水道の流水のみの設備で手を洗うことになる機会もある。つまり、石鹸がないときが、ごく稀だが、ないわけではない。

そのときに、活躍するのが、この紙石鹸だった。使ってみてわかる優れもの!
使用前は、こんな薄っぺらで、これで大丈夫なのか?と疑っていたのだが、見事に1回分の手洗いに必要な石鹸の役割を果たしてくれた。

さて、小学生女子時代には、この”紙石鹸”の「偉大さ」に私は、気づいていただろうか?
"否”である。
当時は、女子同士の「あたし、こんなの持っているんだ!」という小さな”見栄の張り合い”のためのグッズだったような気がするのだ。(”紙石鹸”の色々な色、香り、で小さな競い合いがあったような気がする)

”紙石鹸”の本来の有益さは、少なくとも小学生時代の私は全く理解していなかった。

このコロナ禍がなければ、この”紙石鹸”、景品のポジションを勝ち得ただろうか?多分、ずっと"景品の王座"はポケットティッシュだったろう。

コロナ禍のおかげでリバイバルしたと思われる”紙石鹸”、便利な衛生用品だと再認識。
「昭和の懐かしさ」と「令和の有益さ」を同時に感じさせてくれる”紙石鹸”である。

#紙石鹸 #昭和レトロ #コロナ禍 #携帯衛生用品

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