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表現再考:端午の節句、旧暦五月五日、6月10日

 今日は、旧暦でいえば端午の節句です。今年は入梅と重なります。

 端といえば、はじめという意味で、端午とは月の初めの午の日のことを指します。五月以外の月にも使われた用例はあるようですが、漢代、もしくはそれ以後から五月五日を指して端午というようになったそうです。
 上巳の節句が、巳の日から、三月三日に固定されたのと同様の事情によるものかといわれている。

 五月は物忌の月とされたから、その集中的な極点として五日とし、さらに五と午の音通から重五を重陽と関わらせたとようでもあります。まあ、長い経過の結果ですから、いろいろ交錯するようなこともあったのでしょう。

 

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