見出し画像

展示感想: 【ANIMALIAアニマリア=動物たちの世界 2023】gallery Face to Face その2・・・立体

gallery Face to Faceのグループ展、感想その2です。

國川 裕美さんは、陶芸の作に加えて、石彫、を出品されています。石そのものを質感を感じさせるような彫りは、長い年月に風化した石の宮殿を感じさせます。

浅野井春奈さんは、クモザルがまとまって出品されてます。浅野井さんは、サンアイギャラリーで、プロレスをメインにした展示をしていました。

フェイストウフェイスの山本さんから聞いた話ですが、プロレスを観戦すると技がでている瞬間、空間が、切断される感覚があり、それを表現したいと思ったようです。

近所の動物園にクモザルがいるようですが、体を動かすことに、おなじようなものを感じたようです。

彫刻の世界では、日本では、ある意味、古典的な意匠ですが、その世界を空間論として表す浅野井さんの力量に感心します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?