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表現再考:秋の和菓子、夕月
表現再考では、自然の移り変わりを記してきた暦を取り上げてきました。
自然の移り変わりを、季節の移り変わりとして表したものに、さまざまなものがあります。
歳時記、食文化もそのひとつです。
七十二候もそろそろ二回りが近づいてきたので、食文化を和菓子を中心に取り上げてみたいと思います。
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写真は、阿佐ヶ谷うさぎ屋の和菓子夕月です。
夕方の月は三日月で、太陰暦では、月の三日にあたります。
夕暮れの空に欠けて現れた月の表現です。もしかすると、半月で、重陽の節句にあわせているかもしれません。
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これは、京都のお寺にお邪魔して、でてきたお菓子で、名月というゆうです。暗がりに現れた月の表現です。
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