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表現再考:腐草為蛍

 ついに大暑です。初候は、本朝では、桐始結花ですが、宣明暦では、腐草為蛍。腐った草が蒸れて蛍となるです。

 腐草為蛍は、本朝では、芒種の次候でもありますので、宣明暦と比べると一月以上ずれることになります。
 気候、風土、種の違いかもしれません。

 腐るというと、あまり、いいイメージはないのですが、食べものを中心に考えるからですが、漢字ひとつひとつに、思う以上に、もっと豊潤な意味があるのでしょう。


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