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画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(44)

 画廊の楽しみ方は、京都旅行の報告みたいになってきましたが、画廊も、地域の風土に育てられるものだと改めておもいます。

 司修さんの個展をやられているヒルゲートにお邪魔しました。

 司さんは、画家、絵本、装丁など幅広く活動されている方で、大江健三郎の本の表紙もあります。また「戦争と美術」などの著作もあります。

 ヒルゲートは、ひととひとを結びつけるようなさまざまな活動をされています。

古い民家を改装を続けたギャラリーは、その痕跡と、改装の工夫が混じり合ったもので、一階の吹き抜けと二階の壁の間の窓が、なんとも良かったです。

それぞれが動きながら、互いの気配を感じることができる窓、つながらなくても、どこかでつながる、そんな、良さがありました。

京都に行かれるおりにでも、窓をのぞいてみたいたも良いでしょう。

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