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「そうぞう力」ってすばらしい


おはよう、こんにちは、こんばんは、S君です。

とにかくワクワクが止まらない。

こんな感覚誰もが1度は体験したことがあるでしょう。

「創造力」より、まずは「想像力」

この言葉が自分の価値観を変えました。
それでは詳しく書いていきます。


本の概要

元博報堂制作部長により書かれた本です。
“すごい企画の生み出し方”を色んな視点から伝えています。

広告の仕事とは「考えること」です。

「人と違う考え方」

そのヒントを教えてくれる本になっていました。
就活している時に知りたかったです。(笑)
それでは本題に入ります。

2つの「そうぞう力」

想像力は夢見る力
創造力は夢を実現する力

と本には書かれていました。

ビジネスコンテストなどで企画を考える時など、
合理的な私は“実現不可能”と思った意見は早々に切り捨てます。
だってそれに割く時間が無駄だから。

ディスカッションでは、不可能と判断したアイデアの話は一切しないようにしていました。

実現可能アイデアをできるだけ多く集め、その中から選りすぐりのものを選ぶ。

その選んだアイデアからさらに拡げるという手順でいつも取り組んでいました。
(最初の段階は実現可、不可関わらず多くのアイデアを吸い上げていました。)

しかしまず考えるべきはビジネスを新しく生み出すことではなく、

「何がしたいか」「何がゴールか」これをイメージすることでした。

「想像力とは」

本では「こんな・・・」を枕詞に考えてみることを推奨しています。
どういうことかというと
「こんな感じ」
「こんなイメージ」
「こんなプレゼンがしたい」
「こんな世界観が良い」
「こんな部活にしたい」

イメージを形づくることから企画が始まります。
まずは「想像」する。

これができたらおもしろい
これとこれが組み合わさったら・・・etc.

まずは「夢を見る」「ロマンを持つ」
それがスタートだということです。

よく就活のグループディスカッションで前提確認をしていくことから始まりますが、「夢見るイメージの共有」の方が大事だとこの本を読んで考えました。

何か企画を考える時は、想像からスタートすることにします。


「創造力とは」

「想像力」が夢見る力なら、「創造力」とは“夢を実現する力”です。

つまり想像したイメージを具体的な形に落とし込む力のことです。

早い話が課題解決の道筋だと汲み取りました。

”創造は情報の組み合わせにより新しい価値を生み出すこと。”

つまり課題解決するにも、とにかく情報量が重要ということです。

インプットしたものからしかアウトプッットはありえません。

持っている情報のアップデートが広告会社で働くうえでは重要になりそうです。

今までは決められた勉強しかしてきませんでした。

テストのため
成績のため
単位を取るため
資格を取るため
内定をとるため

それにはすべてゴールがあり、これをやればいいという明確なレールが敷かれていました。

しかし、これからは何かゴールがあるわけではないので自分で目的を決めなければいけません。

期限がない、ゴールがない

だからこそ目標設定が非常に大事です。
自分はまだnoteを継続するという目標しかたてれていませんが・・・。(笑)


トヨタは描いている

先日Yahooニュースで広告大賞の記事を見ました。
香川照之が出演するトヨタイムズのCMがメディアミックス部門グランプリを受賞していました。

その時は特に考えませんでしたが、本を読んでから見え方が変わりました。

なぜトヨタが受賞できたのか?


それは企業が描く夢やロマンに多くの人が共感したからだと考えています。

  “トヨタをモビリティカンパニーに変えていく”

これが豊田社長の言葉であり、それを体現するようなCMになっています。

何を伝えるか(What to say)
トヨタの目指す理想を掲げ、

CMで「交通事故をゼロにする」そういう言葉が組み込まれます。

どう言うか「How to say」

未来の技術者を育成する自動車学校や自動運転のテストの映像を香川照之に取材させる中でリアルを伝えます。
そして達成するための道筋を描く。

これができているからこそ人に届き、心を動かしたと考えました。

本を読んでその手順で改めて読み返してみると、人の心を動かす仕組みがあるように感じました。

最後に

広告会社で働くならばクライアントがいます。
しかしそのクライアントのことは知らないことの方が多いです。

つまり就活と同じで企業研究から入る必要があります。

企業のビジョンは?
目指している姿は?

「想像」を明確にして

企業の強みと顧客が求めるもの、市場の把握とにかく情報を集める。

そしてブランド戦略を考える。(ここが「創造」

この手順が大事なのではないか・・・。

だから次は企業研究についてまとめることにします。

今回も読んでくれた方ありがとうございました。

S君.

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