11/8(水)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は、S&P500、Nasdaqは小幅上昇の一方、Dowと小型株のラッセル2000は下落しました。
結果昨日からは小幅な変動でしたが、日中はかなりボラティリティ高かったです。

長期金利の下落の恩恵を受けてハイテクセクターが強い(特に大型)印象ですが、小型株が上昇してこないと相場全体は上昇ムードになりにくいなという感じです。

【米国市況】株は小幅続伸、「買い疲れ」指摘も-ドルは一時151円台

パウエル議長、経済予測で柔軟な姿勢をFRBエコノミストに要請

長期金利

昨日は注目されていた、米10年債の入札がありましたが、まずまずの評価とのことで、長期金利は下落(債券価格上昇)しました。

注目すべきは、50日移動平均線を下に抜けたことです。
これは良い兆候だと思います。

後は、本日の米30年債の入札が無事に通過してることを願うばかりです。

米金融・債券市場=10年債利回り低下、入札はまずまずとの評価

米30年物住宅ローン金利、約1年ぶりの大幅低下-9月以来の低水準

為替

ドル円は本日も円安が進みました。
日移動平均線が縮小しているにも関わらずの円安です。

ここ1週間の通貨の強弱チャートを見ると、ドルも弱くなっていますが
それ以上に円が弱いです。

円は対ドルで151円付近、金融環境緩和で円売り需要-介入警戒強まる

原油

原油はさらに下げています。
チャート的には、200日移動平均線も切り、50週移動平均線を下回ってきました。
このまま200日移動平均線の70ドル付近に行くかもしれない感じです。

個別決算

先ほど注目されていた英半導体設計会社アーム・ホールディングスの第3四半期決算が発表されました。
残念ながら、売上高見通しがアナリスト予想に届かなかったことで、アフターマーケットで6%以上下落しています。

今Qの決算では、来期ガイダンスの弱さが目立っていますが
アーム社も同じ流れとなっているようです。

アーム株が時間外で急落、売上高見通しさえず-IPO後初の決算

センチメント

Fear & Greed Indexは昨日から1ポイント低下して依然としてFEARの水準です。
ただ、長期金利も順調に下げてきているので買っていく場面だと個人的には思います。

引き続き、データを注視していきたいと思います。

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