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母が私を産んだ日。母ががんばった日。

43歳の誕生日

6月29日はわたしの誕生日です。
「おめでとう」と言ってもらえるうれしい日でもあり、「母が私を産んでくれた日」という母のがんばりをたたえる日でもあります。

自分が出産を経験したから分かる「子どもを産む」という大役。
母子ともに健康で生まれるまでには、多くの苦労と奇跡の積み重なりがあります。
母にとってはわたしが1人目の子どもです。
なかなか妊娠しにくく、ようやく授かっても流産の危険があったので通院して注射 (?) みたいなものを度々打って、妊娠時期を過ごしたそうです。


自分の「誕生日」を迎えるたびに
こんなじめじめした梅雨の時期に、お母さんがんばったんだなぁ」としみじみ思います。

わたしの誕生日はほとんど雨。
柔らかく百穀を潤すような雨が好きなのは、6月生まれだから
しとしと雨に濡れるあじさいも大好き

20歳の誕生日

高校を卒業して、わたしは神戸で1人暮らしを始めました。
1人暮らしをしている私に実家から、80サイズくらいの段ボールに、食べ物や日用品を入れて送ってきてくれるお楽しみボックスみたいなのがありました。
20歳の誕生日の時のお楽しみ段ボールの中に、手紙が入っていました
おばからの手紙でした。

「誕生日おめでとう。
ちかちゃんが産まれた時はみんなほんとうにうれしくて、みんなでずっと顔をのぞきこんで笑顔になっていました。
たくさんの人が誕生を待ち望み、しあわせな気持ちにさせてくれました。
だからたくさんの人をしあわせにしてあげてください」

20歳の誕生日のこの手紙で、生まれてきた意味を改めて確認でき、これからの目標が一気に鮮明になりました。

慣れない1人暮らしと、難しい勉強に励みながらも、楽しくすごしていた学生時代。
「人をしあわせにする」というマインドが今も根底にあるのは、過去の一瞬一瞬のおかげなのかなぁと思います。

今の積み重ね

誕生日には歳が大きくなります。
1つ歳を大きくしていくことは、知識や心も大きくなるすてきな成長だと思っています。
文化や学びの影響を受け、成長していく!
去年よりは確実に学んだことが多くあります。うまく行かなくて、あきらめたこともあります。

年齢はただの数字です
誰かと比較をすれば「若い」「若くない」と感じてしまうかもしれません。

比べるのは昨日の自分。
迷いを消すように歳を重ねていけるといいなと思います。
今日がわたしの人生で一番若い日
将来の自分が理想の自分であるように進んでいけるのなら、誕生日を迎えることは楽しみで仕方のないことです。

今の積み重ねで自分が形成されていくのなら、誕生日を楽しみ今を楽しみたいと思います!

心と体が健康な1年に

とはいえ、心や体の健康への留意は忘れずに、丁寧に生活をしていきたいです。
40代に必要な健康への配慮。

・適切な食事と睡眠を守り、汚いストレスは抱えない。
・健診を受け、仲間を作り、心の豊かさに気づく。
・しあわせは「すでにあることに気づくこと」だと知る。

「43歳の1年間」はどんな人にも同じ1年間だけあります。

健やかで明るく。
これにつきるのだと。

周りの人に価値提供していけるように、楽しみたいと思います!


母ががんばってくれたわたしの誕生日に、わたしが笑顔で幸せでいることが親孝行になるのかもしれません。

親孝行にしすぎなし!





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